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オタク同士なら、仲がいいと思ったか!?  作者: 岩戸 勇太
ハーレム王とは何か?
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咲さんがB部にやってくる 2

 咲さんは、表情が分からない。と、いうか無表情になった。怒っているんですか? 笑っているんですか? どっちなんですか?

「いずれ、魔法使いになって岩城君に復讐をしてやる」

 分かる人にしか分からないネタを言う咲さん。

 あと、魔法使いになれるのは男だけだ……

 咲さんっていうのは。本来はこんなにフランクだったのだろうか?

 いつも、教室は一人でいるし、口を開けば刺すようなキツい毒舌を吐くような人であったような気がする。

「岩城君から聞いていた話とは、まったく違う人なんだな君は……普段は無表情で、近寄りがたい子だと、岩城君が言っていたのだが……」

 そんな事言ったっけ? 言ってないはずだ。

 まあ、俺にとっての咲さんの印象としては、間違っていないが……勝手な事を言うのはやめてもらおう、部長。

「まったく、私がいないところで、好き勝手な事を言っているよう」

 無表情で、咲さんが言ってくる。怒っているワケではないよね……そう願いたいもんだが……

 なんでこんな事になっているんだ? そもそも、咲さんはなんでここに居るんだっけ?

「そういえば、咲さんが俺に用ってのは何だったんですか?」

 そうだ、本題はこれだった……

 これを言うと、咲さんは、何かを思い出したかのようにして、はっ……として立ち上がった。

 マンガを本棚に戻し、俺が座っている椅子の前に座ってくる咲さん。

「鳥とあなたは、どういう関係なのか? と、思って」

 鳥と俺の関係か……

「前にも言ったじゃないですか……」

 俺と鳥は、五十家と鳥が上手く仲良くなれるようにして協力をする仲である。

 それを説明したら、咲さんは腕を組んで考え始めた。

「最近の鳥は明るくなったかなぁ? って思ってたんだ」

 咲さんが言う。

「もしかしたら、五十家君でなくてもいいのかもしれない。岩城君なんかに気があるという事にするのは癪だから、五十家君に近づきたいとか言っているのかもしれない」

「『岩城君なんか』って、相変わらすの毒舌ですね……」

 今の一言も、ちょっと、心に刺さった。

「まあ聞いて……鳥の事」

 咲さんは、鳥の事を話だした。

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