話す人形
「平和」を倒したアイエリスは「黒鯨」に話しかける、、
アイエリスは「黒鯨」にある質問をする、、
そうして、「黒鯨」はその質問に、、
アイエリスの現状は、、
そうして、授ける助言とは、、
「久しぶりだね。「黒鯨」。」
「、、ど、、どうして、、アイエリス様が、、」
「ん?どうしてってのは、”アグレスの体に入っている”のかってこと?」
「えぇ、、そうです。」
「簡単なことですよ。私とアグレスは血のつながった姉弟だからってのは、、、まぁ一つの理由かな。」
「え?ほかにもあるのですか?」
「まぁ、、他にもあるけど、、どうでもいいでしょ?今はさ。それで、、「黒鯨」、、君は私のことを殺したいの?それとも、スリエスを殺したいの?」
「、、、、、」
「まぁ、、今の反応で大体わかった、、スリエスを殺したいのね。」
「、、貴方に会ったら、、聞きたいことがありました、、どうして、あなたほどの方がスリエスについているのですか?」
「それは、、スリエスが信用ならないって言うの?」
アイエリスの声色が変わった瞬間、、
周囲の雰囲気が重くなる、、
しかし、「黒鯨」は震えながらも問いを投げる、、
「あ、、貴方が、、スリエス様を信頼していることは、、わかっています、、ですが、、どうしても理解ができないのです、、貴方の愛は、、確かに本物、、ですが、、スリエス様はあなたのことを、、」
「わかってるよ、、わかった上で近くにいるの、、だって、私はスリエスのことが好きだからね。だから、「黒鯨」、、スリエスを殺したいなら私を先に殺しな。じゃなきゃ、スリエスには届かないよ。」
「で、、ですが、、貴方を殺すなど、、俺には、、とても、、」
「その程度でスリエスを殺すって言うの?その程度の覚悟で「倒神」が倒せると持ってるの?なめてるの?あんた。」
「、、、、、」
「お前が殺そうと「神」を殺したものだぞ!!神話に登場するようなものだぞ!!そんなものを殺そうというのにその程度なのか!!「黒鯨」!!」
「、、あ、、アグレスだって、、貴方のことを殺したくは、、」
「アグレスは、、私の弟は本気で私を殺しに来るよ。だって、私は弟の前で実の親を殺した。だから、弟は私を本気で殺しに来るよ。」
「、、、そうですか、、では、、俺も覚悟を決めなければなりませんね、、」
「そうだね。もし、感謝や文句があるなら聞くよ。私はもう存在しないしね。」
「え?ど、、どういうことですか?」
「君たちが生きている世界では、私はもう死んでるよ。」
「し、、死んでる?」
「うん。まぁ少し違うかもしれないけど、、私はスリエスによって殺され、「代弁者」として「神の使者」になって今は世界の管理をしている。言い換えれば、私はスリエスの操り人形。だから、私を先に殺さなきゃ、スリエスには届かないってのはそういうこと。」
「そ、、それは、、アグレスは知っているのですか?」
「知らないだろうね。だって、敵になってからは一回もアグレスに合ってないから。」
アイエリスがそういうと、アグレスと「黒鯨」の空間がゆがみ始める、、
「おっと、、そろそろ時間だね。」
「、、次合ったら、貴方を殺します。さようなら。アイエリス様。我らが師よ。」
「そうだね。見せてよ?どこまで強くなったか。あぁ、それと「平和」は仲間に引き入れておいた方がいいよ。」
「え?で、、でも、、「平和」は、、」
「あのねぇ、、四神代災を作ったのはスリエスかもしれないけど、私だって関わってるのよ?みんなが暴走や狂気に走った時の処置ぐらい用意してるわよ。あなたなら「自然」の神器による「転生」、「平和」は「狂愛」による「狂依存」よ。」
「き、、「狂愛」?」
「えぇ、「狂愛」よ。アグレスが通ってる学園にいるから探しなさい。」
アイエリスが助言をすると空間のゆがみが大きくなり、、
二人はまたしても暗闇の中に落ちていった、、
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