転入
無理やり押し込みましたが、展開が早いようでした。
翌朝
学園は都市の外れに有り、自宅からも大分近い。歩けば30分だがアイリスもアイギスも走るので10分で着いてしまう。
まだ誰も登校しておらず、教師もちらほらと言った所だ。三人は職員室に向かう。
「ねえ。」
「どうした?」
「私達、クラス一緒かな?」
「それはわからない。一緒だろうが、一緒でないだろうが、勉強さぼるなよ。」
「大丈夫だよ。おじいちゃんに聞いたし。」
「老師、頭良い。」 二人はゲーテから勉強を習っていたようだ。
「知らなかったぞ」
「高等部卒業レベルなら楽勝だよ。」
「…習いすぎだ。」
グリーフは呆れながら2人と共に職員室に向かった。
ガラガラ
「失礼する。」
「失礼しまーす!」
「…失礼します。」
「ようこそいらっしゃいました。お待ちしていました。既にお二人のクラスやあなたに担当していただくクラスは準備してあります!ささ、そちらにお掛け下さい。」
「レイソル教務課長。そちらは?」
「あぁ、サイモン君、こちら真一刀流開祖グリーフ殿だ、今日から講師をして頂く。2人は彼の家族で生徒として彼をサポートする。グリーフ殿、こちら、魔法陣の講義を受け持つ、レイニア=サイモン君だ。」
「宜しく、レイニア」
「よろしくお願いします。グリーフ先生。」
「あぁ。」
「では、始めよう。」
レイソルによると、ことの発端にして、学校1荒れている、と言うより威張り散らしている中等部一年の一組だ。アイリス達もこのクラスに入る。奴隷上がりだが、実は、父親は王族の血筋であることが買った次の日にはわかっている。以外にも2人の父親は責任感があり買われた次の日にわざわざ家にやってきて娘を頼むと土下座してきた。今でもちゅくちょく遊びに来て2人と買い物などに行ってる。貴族ではまず居ない人だ。お陰で此度は何かあれば王族が保護してくれる。
話をもどすが奴隷上がりは馬鹿にされるので、気をつけないといけない。
そして今
「新しくクラスを担当するグリーフだ」
「転入生のアイギスです」
「…同じく、アイリス」
「規律を乱す奴が居るようだが、権力で人の命は守れない。その点をわきまえて日々昇進せよ。」
グリーフがそう締めくくり、次の話に移ろうとした時
「けっ!平民如きの卑しい身分の奴の言うことが聞けるかよ!!」
彼は確かジェンス=クロムウェルだったはずだ。階位は上級貴族。この国では、五大貴族、上級貴族、中級貴族、下級貴族、平民、奴隷の順に身分がある。
「ジェンスだったな。反論その他は認めるが、反抗、実力行使は放課後補習者の対象だ。分を弁えろ。」
「んだとぉ!黙って聞いてりゃいい気になりやがって、お望みどおりボコボコにしてヤるよ。」
「ふん、次は俺の最初の講義だ。格の違いを見せてやんよ。」