やっと始まり
この世界について、設定したいと思います。
剣とルーンの世界にしたいとおもいます。魔法ではなくルーンにします。
ルーンは武器や防具などに刻印することによりルーンが表す効果を付与する。
まだまだ拙くおもしろくはないかもしれませんが、宜しくお願いします。
「…たしかに、本名じゃない。でも、その名前は捨てたんだ。」
「どうして?リーフとっても悲しいそう。」普段は寡黙なアイリスが心配そうに語りかけてくる。
「いいんだ。ごめんね。」
「今さっき仲間になったけど、私やアイリスをたよっても良いからね?」
「ありがとう」
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それから1ヶ月。まだその街にいた。どうせ当てがあるわけでもないし、2人に必要なものを買ってやりたかったからだ。
そんな日々が続き二人とも打ち解けたある日、リーフは夢をみた
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それは、過去の記憶。妻が殺され我が子も殺され、怒り狂った頃。
それは、自分の留守中に奇襲され仲間が皆殺しにされた頃。 それは、両親が殺され自分が奴隷に売り出された頃。
それは、奴隷商から命からがら逃げ出した頃。
その夢ではみんなこう言うのだ。
「御前のせいで俺が殺された。」と。
目の前で死んでゆく。
「みんな、みんな、赦してくれ、済まないあのとき助けられれば、」
「…ちきしょう、ちきしょう。」手のひらに爪が食い込むほど拳を握り締め、きつく唇をかむ。いくら悔やんでも悔やみきれない。
「あ…あぁ……」
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「…リーフうなされてる。」
「アイリス起こした方が良いかな?」「…うん。」
ゆさゆさ
「起きてリーフ。リーフ。」
「……っはっ!!……はっ、はっ、ふー…、ありがとう。」
済まない。助かったよ。
「リーフつらそう。何かあるならわたしが聞いてあげる。アイギスもいるよ?」 「私、リーフには感謝してるんだ、そのリーフが苦しんでるなら、助けてあげたい。」
「ありがとう。でも、君達にはまだ早いかな?今はまだ教えられないな。ごめんね。」
「いつでも言って。私やアイリスはいつでも聞いてあげるから。」
「…うん。」
「あ、そうだ。リーフ、」
「なんだい?」
「一緒に寝ようよ。そしたら、いやな夢みてもすぐ起こしてあげれる」
「…そうだね。いいよ」 2人はやがてグリーフの腕を枕にスヤスヤと寝息をたてはじめだ。こうしていると、妻と子供を思い出す。自然に涙が流れてきた。
『…せめてこの子達は守りたい。』俺はそう思った。
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それから二年
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3人はとある洞窟にいた。
「いよいよだ。」
「うん。いよいよだね。」
「はい。いよいよです。」
2人はこの2年間冒険者になるための訓練を受けてきた。勿論、師範はグリーフである。悪夢をみた次の日、アイリスが「自分達も冒険者になりたい。」と言ってきたのである。
それから、悩んだ末本人達の希望だからと訓練を請け負った。
初めの1年はひたすら体力づくり。街で荷物運びの仕事をしまくった。
2年目は武器の選択と基礎練習を半年。残りの半年を実戦や応用に使う訓練を受けた。
そして今、新たなるパーティーが動き始める
そのパーティーの名は Team “Star Dust Roar”(星屑の咆哮)
ぐだぐだですいません