これまでのあらすじ(5章:②)
いよいよ文化祭が始まった。大平下は委員として一般客入場の手伝いを終えると、人の多さに呆れてトイレへと引き籠った。暫くすると、大平下の元に氏家がやってきた。彼は吉水が無理のし過ぎで体調を崩したことを伝える。
大平下は保健室へと移動して吉水と邂逅した。彼女は劇でクラスメイトがいなくなる間、自分の代わりに展示を見張る役割をこなす様に大平下へと依頼する。
吉水の依頼を了承した大平下は、二年二組の教室で暇を潰す。やがて、劇の開始と共にクラスメイトがいなくなった瞬間、彼の元に休んでいた蒲須坂が現れた。
動揺を隠せない大平下。彼は蒲須坂に劇のシナリオがバレないように振舞おうとした。しかし、その思惑とは裏腹に蒲須坂は劇の内容をしつこく聞いてくる。遂に隠し切れなくなった大平下は、蒲須坂に力強い言葉を放ってしまう。それは彼女が最も嫌悪する暴力性の象徴だった。
蒲須坂は教室の扉を閉ざし、劇の行われている体育館を目指す。大平下は熟考の末、彼女を追いかけることにした。その道中で大平下は吉水と遭遇する。吉水は大平下と蒲須坂の仲を引き離すために意図的に劇の噂を蒲須坂へと流していた。
その動機は単なる嫉妬だった。彼女は段々と距離を近づけていく蒲須坂と大平下の関係性に納得がいっていなかった。
話し合いの末にわだかまりの解消された三人。吉水は、蒲須坂と大平下で展示を観に行くよう提案し、展示の見張り役を引き受ける。
二人で展示を回る蒲須坂と大平下。それはさながらデートのようであった。しかし、楽しい時間はすぐに終わりを迎える。二年二組の教室に戻ってきた瞬間、突如彼らの元に現れたのは他校の男だった。
男の名前は小俣という。彼は中学時代に大平下をいじめていた。彼は久しぶりにあった大平下に対し、昔のように威圧的に振舞う。大平下は一方的に耐えているだけであったが、その挑発が横にいる蒲須坂と吉水へ向いた際、怒りを抑えきれずに殴りかかった。
いつも閲覧・ブクマ・いいね等々ありがとうございます。そこそこ話が動きましたね。
さて、時間を掛けているにも関わらず続きを何にも思いついておりません。
6章はいつになるのやら……。まとまったら始めます?




