第75話 17歳チームの部屋に遊びに行った
「今日はお招きありがとうな」
「「「「「いらっしゃいませ」」」」」
ここは、狭間エリアの女子1号室。
17歳と18歳の女の子4人が住んでいる部屋。
だけど、なぜかジョゼがいる。
隣の2号室のはずだが。
「なんで、こっちにいるんだ?」
「今回のお招きのお手伝いね」
どうも、ジョゼはイベントを仕切るのがうまいらしい。
年下なのに、みんなをまとめてお招きイベントをしたようだ。
「だって、うちの部屋のお招きの話をしたら、こっちでもしたいって言うから」
「もちろんよ。私達だってヒロ様に感謝しまくりなんだもん」
この部屋の子は撮影会のモデルが中心だ。
4人のうち、3人がそうで残りの1人はスラムの古着店だ。
「私達、とっても感謝しているの。モデルの仕事って楽しいし、チップも多いし」
「本当にそう。こんな楽しい仕事ができてヒロ様には感謝しているの」
あー、なんか。
ヒロ様っていうのは落ち着かないな。
「ヒロ様はやめてくれ。ヒロでいい」
「でも……」
この部屋のリーダーらしい、一番背が高い茶髪ロングの女の子。
清楚系な感じだな。
黒髪だったら、イモ洗い坂45にいてもおかしくない美人だ。
「まぁ、こっちに来い。名前は?」
「リリアです」
俺が座っているベッドの右隣に座ってくれる。
ジョゼは今回おまけだから対面の端に座っている。
「俺はリリアと仲良くしたいんだ。ヒロって呼んでくれると嬉しい」
そんなことを言いながら、腰に手を回す。
かるくお尻をなぜてみる。
「はいっ、分かりました」
「なら、呼んでみてくれ。ヒロって」
「はい、ヒロ。なんかてれちゃう」
「うん、いい感じだ」
俺が雇い主だから、リリアのお尻を触ると間違いなくセクハラだ。
ただし、こっちではセクハラなんて言葉はないし、そんなの当たり前って空気感がある。
隣に座っているのに触らないのは魅力がないと言っているよなものだ。
失礼なことなんじゃないか。
「ヒロ、私、今、夢があるの」
「なんだ?」
「撮影会に来てくれるお客さんと良い感じになっちゃおうと思っているの」
「なんだ? それが夢なのか?」
「うん。とってもおいしいお菓子をプレゼントしてくれるの。私のこと好きだって」
カメコ達からすると、こんなことを言ってもらえるってすごく嬉しいことじゃないのかな。
普通のモデルからするとカメコってだけで自分より格下って思っているはずだからな。
特に太っているカメコは、こっちの女の子に人気がある。
だいたい黒髪っていうのはある種のブランドだし。
「この色の髪も、綺麗だって言ってくれるの。嬉しくて」
あー、こっちだと金髪以外は差別の対象だしな。
よっぽど、いい仕事でもしていないと、対等に扱ってくれない。
「あと、リリアのお尻は綺麗だなし」
「うん。それも褒めてくれるの」
もちろん、しっかりとナデながら言っているぞ。
セクハラしまくるっていうのも新しい体験だ。
前回はスケベ心を隠しまくったら、逆に女の子達の性欲が爆発してしまった。
今回はスケベ心を隠さずにいけば、女の子達の性欲が爆発しないとみた。
俺だって、ちゃんと考えているんだからな。
「程よい大きさのおっぱいもいいよな」
「あん。そんなになでたら感じちゃう」
おっ、なんとノーブラじゃないか。
おっぱり、ノーブラはいいな。
「ずるーい。私も」
「私も」「私よ」
女の子4人に囲まれてしまった。
こういういちゃいちゃもいいな。
おっと、ジョゼ、何をしているんだ。
しっかり股の間に座って、敏感なとこをすりすりしている。
「だって」
「あー、ジョゼはおまけだからだめー」
「そうよ、そうよ」
「この前、ヒロ様としちゃったんでしょ」
「ヒロ様じゃなくてヒロよ。今日はヒロとするのは私」
あー、女の子達に押し倒されてしまった。
やっぱり、そうなるかー。
ハーレム遊び、第2弾だー。
楽しいから、いいかー。




