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春はあけぼの。朝は眠いし、布団が離さず、あ、これ冬もだな。




やはり一年経つと心に余裕が出るもので。


というよりは始めの春はワタワタしすぎたんだな、そうだ、きっとそうだ。




それでちょっと余裕の出て来た春の終わり際。


なんとなく、春はあけぼの。って思い出した。ホントになんとなく。



思うに、やっと自分のスペースというか、ペースというか、あ スペースもペースも読み似てる どうでもいいか、そういうのが安定したから、他の事を考える余裕が出て来た。成長を感じる、ハハハ。




ま、その辺は置いといて。


あけぼの。それは夜が明け始めるころのことを言う。

そう思いだしたら、夜明けを見たくなった。…気分ですよ、おうとも。



ってことで、次の日の夜明けを見るため、早めに就寝することにした。


青藍セイラン

「…」


分かる。分かるよ、切りのいいところまで読みたいんだろ?いやぁ、その気持ちわかりすぎてつらい。しかし、俺も明日のために早めに店の部分は閉めてしまいたいんだ。気づいてっ!


「せーいらーん」

「………ん?」


お。


「店閉める」

「…そうか」


あぁ、ごめん!!本を見ながらしょぼくれてんの分かるから余計につらいっ!!


「…また来る」

「うん」


本には栞を入れてもらって本棚に戻さずに俺が預かることでキープという制度を作らせてもらったため、青藍セイランの読んでいた本を俺はいつも預かっている。

…前はなかったけど、一応、マクシームさん、あ、今はルレウムさんだ、ゲフンゲフン、ルレウムさんが来るようになったから、万が一を考えて導入した制度だ。俺ってあったまいいぃ~!



青藍セイランの帰った後は、軽く掃除。朝もやってるけど、朝は床を中心に、夜は本棚を中心に掃除をしている。理由?フッ、なんとなくだよ。


まぁ、朝本棚の掃除してて途中で読み始めてしまって外で青藍セイランが水属性の魔法でドラゴン作って遊んでいたの見つけて、申し訳なくなったからなんだけどね。…青藍セイランの作ったドラゴンはリアルすぎてビビった、俺の結界ぎりぎりまでデカい奴がいるの見えたら誰でもビビるっしょ。え?ビビらん?そうかぁ…。



既に青藍セイランと夕飯は食べてしまっていたので、風呂入って寝るのみ!いつもは本読むよ?でもさ、読み始めたら確実に寝るの遅くなるし、「春はあけぼの」を体験できないし。





やることはやった。後は明日早めに起きるだけ。いつもより早い時間だが。おやす~。





















さて!きました!あさぁ~!


う~ん。まだ寒いなぁ。布団が出ていかないでって言ってる。わかるわかるよ、その気持ち。まだ外暗いもんな、まだお前の出番だよ。




い・つ・も、ならな。




そう!今日は、夜明けを!日の出を見るのです!!


さらば布団。また夜に会おう。




朝起きたら、まず、洗面台に向かう。

ここで、俺の中での朝のルーティーン!


1、髪に櫛を通す。

寝ぐせとかを治すために櫛を通す。ま、今の髪は、前の姿と違って髪の長さが違うので、そこまで通さずに済む。まっすぐで癖もあんまりつかないし。楽だぁ。

2、歯を磨く。

基本的に俺は朝に歯磨きをする。理由としては、夜の間に溜まった菌を朝、起きてすぐに洗い流すのが良いと聞いた覚えがあるから。ほら、朝ごはん食べたら、菌そのままゴックンだよ、ヤじゃん?

3、顔を洗う。

これは2と前後することもあるけど、そこは気分。あ、冬はぬるま湯にすることもある。水だと目は覚めるけど、冷たいじゃん寒いじゃん、ヤじゃん?



この3つを毎朝することで、俺は、シャキーン!と目覚めることができるのだぁ!!

誰かにお勧めしたいが、今はルレウムさんか、青藍くらい…。う~ん、興味なさそう。特に青藍。あ、いや、新しい知識とか言って試そうとするかも。今度教えてみよう。


あ、俺はしないけど、夜の歯磨きも合わせてするとオヌヌメ。……って、誰に言ってんだか。





朝の目覚めのルーティーンを終了した後は、まず、掃除!

身体を動かすことで、あったまると同時に、顔つまり頭だけでなく、体も起こす。おはよう!!



床掃きをして、終わったら、いつもなら朝食作りに取り掛かるが。


俺用のロッキングチェアにかかっていたブランケットを手に取り、羽織って、これで寒くないかな?





そのまま外へ。






外はまだ暗い。でも。すこしだけ、視界の向こうの方が明るくなろうとしているのが分かる。

確か、日の出前を、「彼者誰かわたれ」というんだっけ。確かに彼は誰?と思えるくらいには見えづらいか。なるほどなるほど。あとは、夜明けを「曙」「暁」「東雲」「払暁」「黎明」ともいうんだっけか。カッコいい名前の多いことよ。


よし、まだ時間はありそうだから、飲み物だけ用意しよう。

こういう時は、何となく、ホットココアか、ホットミルクのイメージ。てことで、鍋で温めたホットミルクをカップに移して、手に持ったら、また外へ。




おぉ~。日が昇ってきた!

始めは横に広がっていた明かりは、日が出てくると共に少しずつ俺のところを明るくする。う~ん、綺麗っ!!

そういえば、こういうのを薄明はくめいというんだっけか。いいっすねぇ。

地平線に広がる薄明。おぉ~、かっこいいなぁ。……俺の視界、森だけど。そういうこともある。







































はっ!何も考えずに、ずっと見てしまっていた!!


もう周囲もだいぶ明るくなってきたな。ミルクももう冷たいや。

春はあけぼの。たまにはいいものだなぁ。


う~~~ん、家に戻って、朝食作ろ~。体痛い、どんだけ居たんだ、俺。


今日は何作ろうかなぁ~。あ、目玉焼きにするか!日の出見たし!





そのあとは、いつも通り。今日は研究の日なので、優位属性を一つ一つやっていく。慣れって大事。練習練習。


でも、俺の中でちょっとその日、調子がいいと気づいたのは、青藍の前やっていた、水属性での変形ドラゴンを、軽~くだが、作れた時。



早起きっていいなぁって思えた日だった。






ただ、その作った水ドラゴンが制御を外れて、俺の真上に作っていたがために、破裂した水をもろにかぶって、びちょぬれになった。


調子乗るとよくない。反省。






のんびり、まったり


そんなテーマで書きました。

…内容がないょぅ。


もう少し日常を書きたいけど、コイツら本読んでその日丸々過ごす系の奴らだから進まん。

会話無しの、ガチ読書空間を書こうか悩み中。…需要ありますか?

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