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『亡霊少女』  作者: *みみ*
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ー第1話ー

 さて、皆様ようこそ!

 舞台のあの村にやって参りました。

 おや?あの子達は…

「「アンジェラー!」」

 アンジェラと呼ばれた彼女はアンジェラ・フォー。

 明るく、元気な性格の持ち主。

 誰からも信頼されるため頼れるこの村の人気者。まぁ、しっかり者のお姉ちゃんみたいな子ですね。

 少しおっちょこちょいなところもあるみたいですがね。

「ミラー!ダレンー!」

 ミラー、ミラー・カレン。

 彼女はとても美しい女の子なのだが少し大人びた性格の持ち主でアンジェラ以外には冷たい態度をしているみたいです。

 この村の村長の娘さんで村長は彼女の性格についていつも頭を悩ませてるみたいですよ。

 それと、ダレンにはライバル心を抱いているとか…?

 次にダレン、ダレン・ジャック。

 彼は昔、弱虫で泣き虫の子供だった為、よく村の子からいじめられていた所をアンジェラにいつも助けられていました。ダレンは有名な狩人一家の1人息子。

 現在の彼にそんな面影はないが、時々弱虫なところがでるみたいですよ。

 この3人の関係は幼なじみで今でもずっと仲良しな3人組なんです。

 さて、彼女達の紹介も済んだことですので、そろそろシナリオを進めていかなくてはなりませんね。

 それでは皆様、Arrivederci!!

 *****************************************************

 ーアンジェラ…………ってルよ………ー

 *

 *

 *

「っ!!…またあの夢…」

 悪夢の様な夢に魘されてアンジェラは飛び起きた。

 ここ最近同じ夢を見ていて、その夢がだんだん不気味な夢になっていくことにアンジェラは恐怖を抱いていた。

 1度父に相談をしようと考えていたアンジェラなのだが父は毎日狩人の仕事で夜遅くまで仕事をしているため、毎日くたくたになって帰ってきているのはアンジェラも知っていた。

 それに彼女には母親がいない。

 アンジェラの母はアンジェラを産んだ後に亡くなってしまったのだ。

 父は男手一つでアンジェラを立派な娘にとここまで育てて来てくれた。

 そんな父に、自分のくだらない夢のことで相談して迷惑をかけたくなかったため、アンジェラは黙っていた。

「…きっともうすぐ見なくなるよね。」

 アンジェラは自分にそう言い聞かせて、重い腰を起き上がらせてベットを出て身支度を整えて居間に向かった。

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