村人2日目ボス部屋
マリー「すごいね、どんどん強くなっていくよね。村人ってこんな強かったっけ。」
ケント「いや、同じレベルなら負けてるよ。さあ、ボス部屋だし気を付けよう。魔法に弱いから楽に倒せるだろうけど、一応ね。」
ボス部屋の扉を2人で開けて扉の中に入った。
すると背後で扉が閉まる音が聞こえた。
ここから出るためにはボスを倒すしかない。
中央の魔法陣が光が溢れ、いつもの10倍のスライムが出て来た。プルプル揺れていた。
ケント「デ、デカいな。このサイズはさすがに怖いかも。」
マリー「私も、ちょっと怖いかも。」
スライムは僕達を見つけたのか触手を伸ばしてきた。
ケント「マリー攻撃するよ。プチファイア、プチファイア、プチファイア。」
スライムに当たったけど、デカいからかまだまだ余裕そうだ。
レベルアップした知力アップ分を足してもこれが限界か。
さすがボス。
マリー「ファイアボール。やっぱり私の魔法のほうが上みたいね。」
やっぱり生活魔法じゃ限界かな。
でもファイアボールでもまだ余裕そうだ。
ケント「まだ余裕そうだね。おかしいな。魔法耐性がある個体かも。」
マリー「え〜、そんな。じゃどうしようか。」
ケント「打ち続けても勝てそうだけどマリーの魔力が持たないかも。それになんか微妙に再生してるし。」
マリー「わっ、本当だ。どうしよう。」
ケント「仕方ない。核を殴ろう。」
マリー「で、でもスライムって物理耐性あるんじゃ。」
ケント「あるのは知ってるけど、僕攻撃力260あるんだよ。拳闘士のスキルがなくてもこの通り。うりゃ、うりゃ、うりゃ。これで終わりだぁ。」
スライム「ピピッ、ピ。」
スライムの核を狙って放った拳は、大きなヒビを入れた。
マリー「すごっ。」
ケント「いてて、やっぱ硬いな。マリーあとは頼んだよ。」
マリー「オッケー、ファイアボール。」
マリーの攻撃は、剥き出しになった核に当たり粉々に砕けた。
ケント「ふぅ、中々強かったね。特殊個体だったのかな。魔力は余裕あったけど消耗戦になったら厳しかったかもね。再生してたし。」
マリー「中々強かったよね。レベル足らなかったのかも。ケントがレベル高くて良かったよ。」
ケント「でも頑張ったかいは、あったかもよ。ステータスオープン。うんいい感じだ。」
ケントのステータス合計値1900
村人レベル38(経験値0/3800)「38/100」
体力325/380
魔力350/380
攻撃380
防御380
知力380
生活魔法レベル5(スキル熟練度30/500)「5/10」
取得経験値10倍
必要経験値1/10
スキル熟練度10倍「特殊条件達成報酬」
スキルポイント0
特別スキルポイント1/1「初回特殊ボス撃破報酬」
ケント「マリーも、ステータス画面見てみなよ。」
マリー「ステータスオープン。これって。」
マリーのステータス合計値360
魔法使いレベル6(経験値0/600)「6/30」
体力60/60
魔力100/120
攻撃30
防御30
知力120
生活魔法レベル1(スキル熟練度8/100)「1/10」
火魔法レベル1(スキル熟練度80/100)「1/10」
魔法スキル効果1.5倍
取得経験値5倍「レベル20差ボス撃破報酬」
スキルポイント5
特別スキルポイント1/1「初回特殊ボス撃破報酬」
マリー「な、なにこれー。なんか増えてるよ。」
ケント「それってたぶん、取得経験値5倍じゃないかな、あと特別スキルポイント1かな。」
マリー「な、なんで分かるの。ケントって何者。」
ケント「ただの村人だよ。ただちょっと物知りなだけさ。」
マリー「なにそれ。」
ケント「まあ何にせよボスも倒したし、今日はもう帰ろうか。でもその前に魔法陣の上に現れた金色の宝箱、開けてみよっか。」
マリー「私開けたい。はい、はいっ。」
マリーが、ぴょんぴょん跳ねている。
ケント「いいよ。」
マリー「ではでは、何かな何かな〜。えいっ。わぁ〜」
宝箱に入ってたのは赤い杖だった。
ケント「お、いいのが当たったね。これはレア装備の「業火の杖」だよ。火魔法の威力を2倍にしてくれるよ。」
マリー「やったぁ。じゃもらっていい?いいよね。」
ケント「あ、うん。そうだね。僕は使わないからマリーに上げるよ。」
マリー「やったぁ。これがあればもっと強くなれるよ。ありがとケント。」
その後、ポータルに乗って1階層に戻ってきた。
母さん「あらマリーちゃん今日もケントに付き合ってくれてありがとうね。ケントったら昨日レベル8になったって見栄張っててね。ちょっと心配だったのよ。村人になったのがショックだったのかしら。気にかけてやってね。」
マリー「えーと、はい。」
ケント「母さん、お腹すいたー」
母さん「はーい、ちょっと待ってなさい。じゃあまたね。」
帰り道でマリーは、ここ数日のことを思い返していた。
マリー「やっぱり最近のケント変よね。」




