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パパ、またやらかしてる! 〜50歳天然パパ、娘2人ともっふるで挑む最強Fランク家族の無自覚無双スローライフ〜  作者: Kou
第五章 混迷編〜噂と敬語の嵐を抜けて、目指すはお米の桃源郷(!?)〜

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62/90

第55話 え、パパが勇者!? 宿に戻ったら指名手配級の噂話? 情報の劣化が止まらないー!?

第五章、スタートです。


これまでとは少し空気の違う章になりますが、

その“いつもと違う違和感”も含めて楽しんでいただけたら嬉しいです。

引き続き、神崎家の異世界スロー(?)ライフをお楽しみください。


神崎家はいつもの宿、白風亭へと戻ってきた。

見慣れた外観、軋む扉の音、木の床の感触。

どれも変わらない――はずだった。


亮「はぁ〜……やっぱここだよなぁ」


部屋に入るなり、亮は大きく伸びをする。

肩の力が抜けたような、心からの声だった。


亮「やっとスローライフだー! 何も起きない、最高!」


あんな「……それ、フラグじゃないよね?」


みゆ「パパがそう言うと、だいたい何か起きる。統計的に見て危険日です」


もっふる「ピィー♪」


三人と一匹は、いつものように部屋を見回す。

机、椅子、ベッド。

――そして。


あんな「……あれ?」


部屋の隅。

普段なら何も置いていないはずの場所に、一本の剣があった。


みゆ「……その剣」


亮「ん? ああ……」


亮は一瞬だけ言葉に詰まり、視線を逸らす。


亮「……あんなが頑張った記念品だな!」


レオニアから渡された、あの剣。

演習場での出来事が、脳裏をよぎる。


あんな「宿にまで持ってくる必要ある?」


亮「レオニア様がくれたものだし……あの状況で返すのもなぁ」


あんな「パパが空気読んだ……」


みゆ「……違和感」


もっふる「ピィ!」


剣は静かにそこにあるだけなのに、部屋の空気が、ほんの少しだけ違って見えた。


亮「まあまあ! ほら、気にしない! 剣はアイテムボックスにしまっておこう!」


あんな「そうだね。目立ちすぎだし」


みゆ「……」


そう言って亮は、椅子にどかっと腰を下ろした。


――その時。

廊下の向こうから、ひそひそと話す声が聞こえてきた。


冒険者A「……なあ、聞いたか?」


冒険者B「王城の演習場だろ?」


冒険者A「そうそう。あのFランクの家族がいたって噂だぜ。なんでも、娘の方が皇女様と互角にやり合ったとか……」


冒険者B「もう一人の娘も、王立魔術師団の師団長が直々に弟子入りを頼んだらしいぞ」


冒険者C「俺は、演習場がしばらく使えない状態と聞いたぞ!」


あんな「……」


みゆ「……」


亮「……?」


亮は聞こえないふりをして、耳だけをませる。


話し声は、そのまま遠ざかっていった。


亮「……ははは、世の中には似たような家族もいるもんだね。人違いだ、人違い!」


あんな「完全に私たちだよね。っていうか、尾ひれがつきすぎ!」


みゆ「正確には、皇女様が楽しんで、師団長が驚愕しただけ。情報の劣化が著しいです」


あんな「まあ、それだけでも十分すごいことか……」


もっふる「ピィ……」


亮「お!いいにおいがしてきた。ほら!夕飯だ夕飯! 今日は何食べよっか!」


あんな「……普通のご飯がいい」


みゆ「できれば、白いご飯」


亮「おお! それそれ! やっぱりさぁ、白米だよなぁ!」


三人は顔を見合わせ、思わずクスッと笑い声を漏らした。

神崎家の日常は、ようやく戻ってきた。

けれど世界のほうが――彼らのことを放っておけないほど、その魅力に気づき始めていた。


こうして――

何も起きないはずのスローライフが、再び動き出した。

ツッコミどころ満載な、家族の異世界スローライフ(?)は、

次の“気になる一言”へと続いていく。

宿泊まっただけなのに指名手配級の有名人!? 尾ひれがつきまくる噂話の暴走が止まらない!

能天気なパパと冷静な娘たち、神崎家の平和(?)が再び崩壊の危機!?


第56話 え、パパが勇者!? 街中の敬語率が急上昇で大混乱ー!?


亮「この先、ちょっとでも“気になるぞ?”って思ってもらえたら――

☆☆☆☆☆を★★★★★に! それとな、ブクマも忘れずにな!」


あんな「ちょっとパパ、急に読者様に圧かけないの!」


みゆ「皆様からの『感想』は、執筆継続に不可欠な高効率エネルギー。……データ送信、期待」


リアクション=元気チャージなのです


もっふる「ピィー♪」


亮「みなさんの応援が、神崎家の冒険エネルギーになります!

気持ち、ぜひリアクションで伝えてもらえると嬉しいです!」


あんな&みゆ「よろしくお願いします♪」


もっふる「ピィー♪」


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