【外伝】え、もっふるが小蜘蛛軍勢に包囲された!? 必死すぎて謎のダンスで蹴飛ばし無双ー!?
女王蜘蛛グラントとの死闘が繰り広げられていた最中のこと。
神崎家の獣魔にして守護獣、もっふるも死闘?を繰り広げていた。
もっふる「ピィ……ピィ……」
短い手足を震わせ、愛する家族の前に立つ。
視線の先には、うじゃうじゃと湧き出す小蜘蛛の軍勢。
その数、およそ数百。
もっふる「ピィー!」
覚悟を決めたもっふるが、ポテポテとした足取りで一歩前に出る。
そこに、一匹の小蜘蛛が鋭い牙を剥いて飛びかかってきた。
もっふる「ピィッ!」
――ポカッ!
もっふるが渾身の力で繰り出したのは、まるっこい足をピンと伸ばしただけの「蹴飛ばし」だった。
しかし、その一撃(?)は奇跡的なタイミングで小蜘蛛の腹部にクリーンヒット。
小蜘蛛はあさっての方向へとコロコロ転がっていく。
もっふる「ピィー♪」
一匹を退け、もっふるはさらに一生懸命に動き始めた。
そこから始まったのは、
必死すぎるがゆえの華麗な(?)可愛い「もっふるダンス」だった。
ピィッ、と鳴けば足が上がり、
ピィー、と回れば尻尾が躍る。
迫り来る小蜘蛛たちを、
短い足で「ポカッ」「ペシッ」とリズミカルに蹴飛ばしていく。
傍から見れば、ただの毛玉が地面で激しく転がっているようにしか見えない。
「ピィ! ピィッ! ピィィィー!」
必死にもがくもっふる。
だが、その回転の勢いが増すごとに、周囲の小蜘蛛たちは次々と弾き飛ばされ、折り重なるようにひっくり返っていく。
もっふる「ピィー♪」
ひたむきに足を振り回すもっふるの背後から、さらに大きな小蜘蛛が忍び寄る。
しかし、もっふるが着地の勢いで――
「ピィィッ!」
と力強く踏み込んだ瞬間、偶然その足元にいた小蜘蛛が綺麗にひっくり返った。
こうして――
神崎家と……たぶん共に?
もっふるは謎の「もっふるダンス」で頑張っていましたー。
「ピィ♪」と胸を張る、平和な結末を迎えるのでした。
今回はいつものもっふるとは違う一面を描いてみました。
どうでしたでしょうか?
明日朝8時、本編第五章スタートとなります。
これまで以上に楽しんでいただけたら嬉しいです。
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もっふる「ピィー♪」




