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パパ、またやらかしてる! 〜50歳天然パパ、娘2人ともっふるで挑む最強Fランク家族の無自覚無双スローライフ〜  作者: Kou
第四章 大会編〜大会優勝より大事なもの、家族で挑む波乱の救出劇!?〜

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第47話 え、パパが勇者!? 国家行事をドタキャンして11階層へ突撃ー!?

王都ギルドの重厚な扉を、かつてない勢いで押し開けた。


亮「リーナさん、ギルドマスターはいる?」


リーナ「いますけど……亮さん、そんなに慌ててどうしたのですか?……あんなさんとみゆさん、もっふるちゃんまで?」


あんな「ちょっと急ぎでね!」


みゆ「……状況確認が必要」


亮「失礼するよ」


あんな&みゆ「失礼します」


もっふる「ピィー」


三人はそのままギルドマスター室の扉を勢いよく開けた。


バァァァン!


ガリオス「なんだ、朝から騒がしいな……って、お前らか」


亮「ガリオスさん! 紅蓮の輪が行方不明って、本当ですか?」


ガリオス「……そのことか。情報が少なくてな、よく分からないのが現状だ」


ガリオスは机に置かれた報告書を叩きながら続けた。


ガリオス「他の冒険者の話によるとだな、いきなり消えたとか、気づいたらいなくなっていたとか……何らかの異常事態かもしれん」


亮「……」


ガリオス「11階層に行ったのは間違いない。あいつらの実力なら、通常なら問題ないはずだ。もちろん、ダンジョンは自己責任だが……」


ガリオスは深く息を吐いた。


ガリオス「今は大会期間中で、捜索隊も出せない。動ける人員がいないんだ」


亮「……俺が行きます」


ガリオス「は? 一人でか?」


あんな「パパ、また即決! でも私も行きます!」


みゆ「……お姉ちゃんがパパそっくりになってきた。即決コンビ」


もっふる「ピィ♪」


ガリオス「お前ら、大会出場中だろ。どうするつもりだ」


亮「あ? どうしよう?」


ガリオス「亮……お前なぁ……」


あんな「棄権でお願いします」


みゆ「……同じく」


ガリオス「おいおい! 国家の行事を棄権ってなぁ。それに紅蓮の輪は、お前たちのこと色々言ってたらしいじゃないか。助ける義理なんてないだろ?」


亮「ガリオスさん。人が人を助けるのに、理由って必要なんですか?」


ガリオス「……!」


あんな「こういうところ、パパだね!」


みゆ「……感情ではなく、行動が先に出るタイプ」


ガリオス「……はぁ。分かった。棄権の理由は……何とかしておく」


ガリオスは三人を見据え、真剣な声で言った。


ガリオス「ただし、これだけは言っておく。無理はするな。危険だと感じたら戻ってこい。いいな! これは命令だぞ!」


亮「ありがとうございます」


あんな&みゆ「ありがとうございます」


もっふる「ピィー!」


三人は頭を下げ、ギルドマスター室を後にした。

扉が閉まった後、ガリオスは一人つぶやいた。


ガリオス「……家族が一番大事だと言っているのに、家族を危険に巻き込んでまで、人を助けるのか……ま

ったく……あいつは……」


しかしその声には、呆れと同時に、どこか誇らしげな響きが混じっていた。


こうして――

亮たちは大会の栄光よりも、迷える冒険者の命を選び、未知の危険が潜む11階層へ。

ツッコミどころ満載な、家族の異世界スローライフ(?)が、

熱い救出劇へと姿を変えようとしていた。

地下ダンジョンなのに空がある!? 未知の11階層は、常識外れの空間拡張エリア! 救出任務の緊張感ゼロで、パパの「猪鍋食べたい欲」が暴走する!

渾身のスキル《お米の祝福》が空を切る衝撃のギャグ展開! ボアに吹っ飛ばされ、お尻を狙われ、挙句の果てに食材も消滅――。


次回、第48話 え、パパが勇者!? 食欲全開で猪鍋(素材)を狙ったら返り討ち!? 無意味なスキル発動でパパ、吹っ飛ばされるー!?

笑いと悲劇の紙一重。その先で待ち受ける「本物の異常」とは……!?


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