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パパ、またやらかしてる! 〜50歳天然パパ、娘2人ともっふるで挑む最強Fランク家族の無自覚無双スローライフ〜  作者: Kou
第三章 迷宮編~家族で挑む、仕掛けだらけの地下世界⁉~

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【外伝】え、もっふるが座るだけで聖地誕生⁉︎ ~迷宮さえも虜にする、もふもふ天使の気ままな散歩~


壁がスライドし、もっふるが見つけた隠し通路の奥には――

薄い光が揺れる、小さな部屋が広がっていた。


「……なんだここ。綺麗すぎないか?」


「迷宮の構造物にしては……妙に整ってるな。罠か?」


「でも、危険な気配はしないな……」


「ピィー♪」


もっふるは迷わず部屋の中央へトコトコと歩いていく。

部屋の中央には、丸い石台がひとつ。


その上には――


ふわっふわの白いクッション。


「……クッション?」


「いやいやいや……なんで迷宮にクッション?」


「しかも……高級そうだぞ?」


「ピィ♪」


もっふるは迷いなくその上に乗り、くるんと丸くなって座った。


「……似合いすぎる」


「完全に“もっふる専用”じゃねぇか……」


「迷宮が……もっふるを歓迎してるとしか思えねぇ」


一人のベテラン冒険者が、何かに気づいたように、震える手でクッションへそっと手をかざした。


「……待て。ただのクッションじゃない。

『――万物の残滓よ、秘めたる理を明かせ。鑑定リーディング』」


短く詠唱が紡がれると、冒険者の手が淡く光り、クッションから漏れ出す魔力を読み取っていく。


「……っ! 魔力反応は微弱だが、これは……癒やし系の持続回復魔法だ。しかも極上だぞ……!?」


「回復クッション!? そんなのあるのかよ!」


「乗ってるだけで疲労回復だと……? もっふる様、どんだけ迷宮に愛されてんだ……」


「ピィ♪」


もっふるが満足げに喉を鳴らした瞬間、周囲の冒険者たちは一斉にひざまずいた。


「「「尊い……!!!」」」


その光景は、もはや冒険者たちの休憩所ではなく、一つの宗教の祭壇のようだった。


そのとき、遠くから声が響いた。


「もっふるー! そろそろ行くよー!」


「ピィ!」


「えっ、行っちゃうのか?」


「隠し部屋見つけて去るとか……伝説かよ……」


「また、もふもふさせてくれよー!」


「ピィ♪」


トコトコと、短い足で歩き出し、名残(なごり)惜しそうな冒険者たちを背に隠し部屋を後にした。


亮「……なんか、もっふるの人気がまた上がった気がするな」


あんな「もふもふ教ができそう……」


みゆ「……既に信者多数。パパ、負けてる」


もっふる「ピィ♪」


こうして――

もっふるは迷宮の謎?をあっさり解き、

迷宮に愛され、冒険者に愛され、

そして、家族に愛されながら、今日も、静かにもふもふと輝き続けるのだった。

外伝もお読みいただき、ありがとうございます。

今回の外伝は、迷宮の中でひっそりと輝く“もっふるの秘密回”でした。


隠し部屋を見つけ、

癒しのクッションに座り、

冒険者たちを虜にし、

呼ばれたら素直に帰っていく――。


相変わらず、どこへ行っても愛される“もふもふ天使”ですね。


あんな「もっふる、ほんと人気だよねぇ!」


みゆ「……迷宮に愛される獣魔。超希少種」


もっふる「ピィー♪」


そして第四章では、

王都での新たな騒動?

天才皇子との出会い?

そしてパパの天然がまた何かを巻き起こす……かもしれません。


引き続き、神崎家と一緒に

賑やかな異世界生活を楽しんでいただけたら嬉しいです。


もっふる「ピィー♪」


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