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パパ、またやらかしてる! 〜50歳天然パパ、娘2人ともっふるで挑む最強Fランク家族の無自覚無双スローライフ〜  作者: Kou
第二章:王都編 ~平穏を求めたはずが、なぜか騒動の中心に!?~

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【外伝】え、もっふるが人気者!?  冒険者ギルドで始まる癒しの女子会!

今日はちょっと息抜き回です。

ギルドでのもっふるの様子を、外伝として描いてみました。


本編とは少し離れた日常ですが、

「こういうのもたまにはいいな……」という気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。

冒険者ギルドの昼下がり。


掲示板前は依頼を選ぶ冒険者たちで賑わっていたが、

その一角だけ、妙に空気が違っていた。


テーブルの上に、ちょこんと座っている存在があった。


「ピィ♪」


ふわふわの羽毛に、小さな翼。

丸い瞳をきょろりと動かしながら、もっふるは周囲を見渡す。

その仕草一つで、周囲の女性冒険者たちの心がまとめて撃ち抜かれた。


「鳴いた……今、鳴いたよね……?」


「いや、あの丸さ……絶対わざとでしょ……」


「……触ってもいいのかな」


一人がそっと手を伸ばすと、もっふるは抵抗するどころか――


ころん、と横になってお腹を見せた。


「え、え、いいの!?」


「ちょ、ちょっと順番……!」


「羽……ふわふわ……」


気づけば、即席の女子会が自然発生していた。


「あの子、神崎家の獣魔なんだって」


「聞いた聞いた。魔物も倒すらしいよ?」


「嘘でしょ……この可愛さで……」


もっふるは撫でられながら、満足そうに鳴く。


「ピィ♪」


もっふるはちょこんと胸を張った。


「え、今、ドヤ顔した!?」


「可愛いのにドヤってる!?」


奥のテーブルから、弓使いの女性がひょいと顔を出す。


「ねぇ、この子ってさ……ギルドの宝じゃない?」


「だよねー♪」


その言葉に、もっふるはぴたりと動きを止め――

ちょこん、と座り直して胸を張った。

まるで“その通りだよ”と言わんばかりに。


「……ほら、またドヤってる」


「可愛い……無理……」


「この子、絶対自分の人気に気づいてるよね」


「うん、あの座り方は確信犯」


その様子を、受付カウンターの奥から見ていた受付嬢が、書類を整えながら小さく笑った。


「……また人気者になってる。ほんと、あの子がいるだけでギルドが明るくなるなぁ」


その声に、近くの冒険者が頷く。


「分かる。なんか元気出るよね」


もっふるは褒められたのを察したのか、撫でられながら小さく胸を張る。


「ピィ♪」


「……もうこれ、癒しの魔法より効く……」


「今日の疲れ全部飛んだ……」


「むしろ明日も頑張れる……」


「もうダメ……」


――そのとき。


「もっふるー、行くよー」


どこからか聞こえた、聞き慣れた声。


もっふるは、一度だけ振り返り――


「ピィ♪」


と鳴いて、ぴょん、と軽く跳ねて去っていった。


「キャーー可愛いーー!」


こうして――

ギルドの小さな癒し担当もっふるは、

今日も密かなファンを増やし続けている。


ここまで読んでくださってありがとうございます。


もっふる、本編だとどうしても出番が少なめなんですが、

ギルドに行けば絶対こうなるよな……と思って書いた外伝でした。


完全に作者の趣味で書いた“癒し回”ですが、

こういう日常のワンシーンって、世界がちょっと広がる感じがして好きなんですよね。


また気まぐれに、もっふるや他のキャラの小話を書いていくと思いますので、

楽しんでいただけたら嬉しいです。


「面白い」「続きが気になる」と感じていただけたら、

評価やブックマークで応援してもらえると嬉しいです。


もっふるもピィ♪と喜びます。

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