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パパ、またやらかしてる! 〜50歳天然パパ、娘2人ともっふるで挑む最強Fランク家族の無自覚無双スローライフ〜  作者: Kou
第二章:王都編 ~平穏を求めたはずが、なぜか騒動の中心に!?~

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第14話 え、パパが勇者!?  王都の前で語る“家族の強さ”ー!?

──王都まで半日ぐらいの距離、

神崎家ともっふる、騎士の二人は夜を明かすために焚き火を囲んでいた。

パチパチと薪がはぜ、湯気の立つ鍋からスープの香りが漂う。


亮「おぉ〜、やっぱ焚き火っていいなぁ……。ほら、もっふる、あったかいだろ?」


もっふる「ピィ〜♪」


あんな「パパ、火の番ちゃんとね。焦がしたらスープが台無しだから」


亮「わかってるって! 今回は“焦がさないスキル”発動中だ!」


みゆ「そんなスキル、存在しません」


ルーク「はは……本当に仲がいいんですね。まるで旅の途中とは思えない」


カイル「その気持ちはわかります。自分も“家族ってすげぇな”って思ってました」


亮「ん? そうか? 普通の家族団らんだろ?」


ルーク「いえ、俺には……羨ましいです。家族で旅をして、笑って、助け合って……。王都の騎士団では、任務や規律が中心で、こういう温かさは滅多にないですから」


カイル「……そうですね。戦場じゃ、笑う余裕なんてほとんどない。だから余計に……こういうのが眩しく見えます」


あんな「……でも、こう見えてトラブル多いんですよ。主にパパのせいで」


みゆ「統計上、発生率は9割以上」


亮「おいおい、そんな数字出すなよ!」


もっふる「ピィ♪」


ルーク「ふふっ……でも、そういう空気が、きっと強さの源なんですね」


亮「強さ?」


ルーク「ええ。戦ってるとき、あんなさんとみゆさんの息が完璧に合ってました。言葉を交わすより先に、動きが連動している感じで……あれは、信頼がないとできない」


カイル「ああ……俺も見てました。あの動き、疑うとか考える前に体が動いてた。あれが、家族の呼吸ですよね」


あんな「……ありがとう。でも、たぶん理由は特別なことじゃないと思う」


みゆ 「相手の動きを読んでるわけじゃない。 “そう動く”って、感じてただけ!」


あんな(……女神の補正も、あるのかも)


ルーク「ははっ、なるほど……でも、俺はそういうの、いいと思います」


カイル「自分もです。そういう無茶な強さ、嫌いじゃないです」


(火の光に照らされた二人の横顔が、どこか穏やかに見えた)


亮「……ありがとな、ルークさん、カイルさん。王都に着いたら、今度はお二人のおすすめ飯屋にでも連れてってくれよ」


ルーク「もちろんです! 美味い酒場、知ってますから!」


カイル「任せてください!」


もっふる「ピィ♪」


あんな「……パパ、お酒控えめにね」


亮「お、おう……」


焚き火の火花が夜空に舞い上がる。

笑い声と、静かな炎の音が、大自然の懐に溶けていった。


こうして――

焚き火の夜に語られた家族の強さは、王都への旅路をさらに照らした。

ツッコミどころ満載な、家族の異世界スローライフ(?)は、

焚き火の灯りと星空に包まれながら、静かに続いていく。



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