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いつか咲く花のために

 やがて、1学期も1週間が過ぎて、クラスの中も落ち着いてきた。

「なぁ郷子、最近だいぶ自分の体にも自信ついたんちゃう?なんか、ほんま生き生きしよるなあ」

「そう思ってくれるん?私、自分の体のことずっと悩んどったけど、どうにもならんことじゃけぇね。あっくんが“郷子はそのままでいいよ”って言うてくれて、それがすごく嬉しかったんよ」

「それはよかったわ。自分のこと好きになれるんって、ほんま大事なことやと思うで」

「うん、私はきっと遅咲きの桜じゃろうね。みんなより咲くのはゆっくりかもしれんけど、その分いっちゃんきれいな花を咲かせたいなぁって思うんよ」

「ええこと言うなあ。遅咲きでも、ええ花咲かせたら、それが一番や」

「ありがとうね。未来の旦那さまにはほんま感謝しちょるんよ」

「なんや、照れるわ。どいたしましてや」


 吹奏楽部の練習を終えて、歩いて帰る二人。郷子は、こんな何気ない時間がほんまに幸せなんじゃなあってしみじみ思った。


「ねぇあっくん……衣利子さんのこと、いつも思い出すんよ。なんであんなに優しくて強かったんかなぁって」

「俺もやで。衣利子のこと、忘れたことなんかないわ。守ってやれんかった自分がほんまに情けなくて、何回も自分を責めた」

「私も、衣利子さんに会いたかったなぁ。もっと話もしたかったし……でも、あっくんがあの人の分まで明るくおってくれるけぇ、私はほんまに救われるんよ」

「ありがとう。そう言うてくれて、俺も救われるわ」

「衣利子さんはきっと、あっくんが笑顔でおるんを見るのが一番嬉しいと思うんよ。悲しい顔は絶対見たくないって」

「そう思うと、俺ももっと強くなれる気がするわ。衣利子のためにも、自分のためにもな」

「私もそう思う。あっくんが笑顔でおることが、衣利子さんへのいちばんの供養じゃと思うんよ」


 二人の言葉は、静かな夕暮れの空気にそっと溶けていった。


「これからも、ずっと一緒に頑張ろうね」

「ああ、ずっと一緒にな」




「ねぇ、そう言えば、今年はまだミラスタ行ってないじゃん?4月26日の日曜日に、久しぶりに行ってみん?」


「日曜日かぁ。デーゲームやろ?……行ってみようか」


「じゃあ、またお昼ご飯作って持って行くね」


「俺も一緒に作ろうか?」


「えっ、いいの?うれしい!」


「じゃあ、お好み焼き作るか」


「賛成~!」


 ほんのり春めいた風が吹く夕暮れ。週末を迎えて、どことなくのんびりした空気が流れている。それぞれの家に帰って、夕食の支度。今日は郷子と桜が一緒にキッチンに立つ。

 今日は鶏のから揚げに、ラディッシュのマリネ。冷ややっこと、玉ねぎたっぷりのコンソメスープ。キッチンでは、郷子と母親の桜が並んで包丁を動かしている。


「お母さん、ラディッシュって、こうやって薄ぅ切ったらええ?」


「うん、それくらいの厚さでちょうどええよ。ほいでも、あんまり力入れすぎんようにね。手、切らんように」


「大丈夫、大丈夫。もううち、料理もだいぶ慣れてきたんじゃけぇ」


「ふふ、そうねぇ。昔はキャベツの千切りだけで一苦労しとったのにねぇ」


「言わんで〜それ(笑)でも、あの頃よりは、ちょっとは成長しとるやろ?」


「そりゃもう、お母さんは感動しとるよ。郷子がこうして一緒に料理してくれるようになるなんて、思わんかったもん」


「そりゃあ、あっくんにもいろいろ教えてもろうたけぇね。お弁当とかも一緒に作るん、けっこう楽しいんよ」


「……あの子、ほんまにやさしい子じゃねぇ。郷子のこと、大事にしてくれとるのが分かるわ」


「うん。なんかね、そばにおるだけで安心するんよ。言葉にせんでも、分かってくれるっていうか」


 桜は手を止めて、ふっと郷子の横顔を見つめた。


「……郷子、大人になったねぇ」


「え、何急に(笑)やめてよ、照れるじゃん」


「ごめんごめん。でも、うれしいんよ。こうやって並んで台所立っとると、ちょっと夢みたいで」


「うちも、けっこう好きよ。こういう時間」


「ふふ、ありがとね」


 しばらくして、郷子が調味料の走った棚をのぞき込みながら言った。


「お母さん、マリネ作るのに砂糖がちょっと足らんかも」


「そうねぇ。ほんなら、ちょっと買うてきてくれん?」


「うん、ええよ~。砂糖の他に何かいるもんある?」


「そうじゃねぇ……明日の朝のコーヒーに使う牛乳が、もうちょっとしか残っとらんけぇ、それもついでにお願いできる?」


「わかった~。それじゃ、ちょっと行ってくるね」


「もうだいぶ暗うなっとるけぇ、気ぃつけて行ってきんさいよ」


「はーい!」


 郷子はエプロンを外し、スマホを手に取って、温也に電話をかけるのだった。


 郷子はエプロンをたたんでイスの背に掛けると、スマホを手に取ってディスプレイをタップした。


「今からね、お使いに行くんじゃけど……あっくん、ちょっと付き合うてくれん?」


『今から?……わかった、待っとき。今から出るけぇ』


「ありがと。じゃあ、玄関に行くね」


 スマホをポケットにしまいながら、「行ってきまーす」と母に声をかけて玄関を出る。


 外はもう薄暗く、家々の窓から漏れる明かりがぽつぽつと灯り始めている。春の夜風は少しひんやりしていて、郷子は軽く肩をすくめながら温也の家の玄関に向かった


 数分も待たないうちに、温也が玄関から出てきた


「ごめん、待たせた?」


「ううん、ちょうど来たとこ」


「じゃあ、行こっか」


 並んで歩きながら、郷子はふと笑った。


「なんかさ、こうして一緒にスーパー行くのって、ちょっとデートみたいじゃない?」


「……たしかに。デートっちゅうても、買いもんやけどな」


「でも、なんかうれしいんよ。夜の町歩くのって、特別な感じせん?」


「……郷子が一緒じゃけ、そう思えるんかもな」


「なにそれ、うまいこと言うねぇ」


 冗談を言い合いながら歩いていくと、すぐ近くの小さなスーパーの明かりが見えてきた。


「ほんで、何買うんやったっけ?」


「えっとね、砂糖と牛乳。あと、もし特売になっとったらお菓子も見てみようかって……」


「お菓子目当てやん(笑)」


「ちがーう!ついで、ついで!」


 二人の笑い声が、夜の商店街にふわりと溶けていく。何気ない日常のひとコマが、なぜだかとても愛おしく思える夜だった。


 スーパーの明るい灯りの下、カゴを持って歩く郷子と俺。

 野菜コーナーの前で、郷子がふっとつぶやいた。


「ねぇ、あっくん……この前話したことじゃけど、うち、自分の体のことでずっと悩んどったんよね」


 俺はその横顔を見ながら、うなずいた。


「うん。郷子が、前に自分の体好きになれんって言うてたやつやろ?」


「うん、そう。鏡見るんもイヤで、服選ぶんもおっくうで……。でも、最近はちょっと違うんよ。あっくんに、『そのままでええ』って言うてもろうてから、なんかちょっとずつ、自分のこと受け入れられるようになった気がして」


 その言葉に、俺は自然と笑ってもうてた。


「それ、めっちゃええやん。郷子がそう思えるようになったん、ほんまに嬉しいわ」


「まだ完璧じゃないけど……自分のこと、嫌いじゃのうなりたいんよ。ちゃんと、自分のこと好きになりたい」


 郷子の声は小さかったけど、そのぶんまっすぐで。俺は思わず言葉を返した。


「ええやん、その気持ち。焦らんでええし、ちょっとずつでええ。俺、ずっと応援するからな」


「ありがとう、あっくん……。うち、あっくんがおってくれてよかったって思うよ」


 郷子がそう言って笑ったとき、俺の胸の奥がじんわりあったかくなった。

「それ、めっちゃうれしいわ。郷子が自分のこと、少しでも好きになれてきたんなら、それがいちばんや」


「ありがとう。ほんま、あっくんのおかげじゃけぇ。……自分のこと、否定せんでええって思えるって、こんなに楽なんじゃね」


「うん。無理して変わらんでもええんよ。郷子は郷子のままで、十分すてきや」


 そう言いながら、郷子が持っていたかごに砂糖を入れる。ふと見上げた彼女の目に、街灯の光がやさしく映っていた。


「……なんかね、こういう日常が、ずっと続いたらええのになって思うんよ」


「続くよ。俺らがそう思っとったら、ちゃんと続くはずや」


「……そっか。そう信じてええんよね」


「もちろんや」


 カゴの中で牛乳がコトンと鳴った。郷子が笑って、俺もつられて笑った。


 スーパーを出ると、春の風がまたふわりと頬を撫でていった。ふたり並んで歩く夜道は、どこか穏やかで、やわらかくて――

 ほんまに、なにひとつ特別なことなんかないのに、心の奥があったかく満たされていくような、そんな夜だった。


 家に向かって歩きながら、俺は心の中でそっとつぶやいた。


(郷子、ほんまに変わってきたな。

 あのときは、自分のこと責めて、下向いてばっかやったのに。今は、自分のことちゃんと見て、受け入れようとしてる。


 無理して元気なフリするんやなくて、本音で笑えてるんがわかる。

 それが、めちゃくちゃ嬉しかってん。


 郷子が自分のこと優しくできるようになったら、それだけで、もう十分や。

 俺もずっとそばで、見守っていきたいって思う。


 ほんまによかった。心から、そう思った。)


 買い物を済ませて、二人並んでゆっくりと歩いて帰る。月明かりがが柔らかくて、少し汗ばむけれど、風が心地よい。

 家に帰ってから、母親と並んで料理を作りながら、郷子はふとぽつりと言った。

「ねぇ、お母さん」

「ん?」

「こうして一緒に料理作って……そういうの、すごく幸せなことなんだなって思うんよ」

「ふふ、なに急に。どうしたん?」

「なんか……将来、私が嫁いだら、もうこういうのもできんようになるんかなぁって」

 桜は笑いながら、郷子の肩をぽんと軽く叩いた。

「まだ嫁に行くには早いじゃろ。そりゃいつかはそうなるかもしれんけど、今は今を楽しんだらええよ」

「うん……そうじゃね」


 桜に買ったものを渡して、マリネづくりの続きを始める。

「ちょっと味見してみるね」

 スプーンでそっとすくって口に含み、目を閉じる。

「うん、いい感じ。酸味と甘さのバランス、ばっちり」

「さすが郷子さん。じゃあ野菜、洗っていこか」


 丁寧に洗った野菜を加えてマリネが完成するころ、唐揚げもきれいに揚がっていた。盛り付ける時、郷子がにっこり笑う。

「お母さん、サニーレタスとトマト、周りに敷き詰めるだけで、ちょっとレストランぽく見えん?」

「ほんまじゃね。インスタにあげたら映えそうよ」


 そして、郷子はコンロの前に立ち、玉ねぎをたっぷり刻んで鍋に入れる。にんじんとじゃがいも、キャベツも加えて、コンソメスープを静かに煮込み始める。

「お母さん、にんじんもうちょっと厚くてもいいかな?」

「うん、それぐらいでちょうどええ。火ぃ通りやすいし」

「じゃあ、あとでパセリも入れて色どりよくしよっか」

「さすが、見た目にも気ぃ遣える料理人さんじゃね」


 湯気が立ち上り、玉ねぎとコンソメの香りが台所いっぱいに広がっていく。

「なんか、この匂いだけで幸せな気分になるよね」

「わかるわかる」


 そんな頃、玄関が開いた。

「ただいま〜」

「お父さん、おかえりなさい!」

「おぉ、いい香りがしとるな〜。なんとも食欲をそそる香りじゃ」

「今日は唐揚げとマリネ、それに野菜たっぷりのコンソメスープもあるよ」

「こりゃごちそうじゃ。週末がありがたく感じるのう」

「ビール飲む?」

「もちろん。郷子が注いでくれるんか?」

 郷子はにっこり笑って冷蔵庫を開け、キンキンに冷えたビールを取り出し、グラスと一緒に差し出す。

「お父さん、お仕事お疲れ様。私が注いだげる」

「おぉ、娘に注いでもらうビール、こんな贅沢なことあるかいな」


 グラスにビールを注ぎながら、郷子が少し笑いながら言った。

「私が大人になったら、いっしょに飲める日が来るよ」

「その時は、おまえの旦那さんも一緒に飲んどるかもしれんのう」

「そのときは、みんなで乾杯しようね」

「楽しみにしとるわ。郷子ももう15歳か。あと5年かぁ」

「5年って、きっとすぐじゃと思うよ」

「そうかもなぁ……」


 食卓を囲む3人。笑顔と会話の絶えない、心あたたまる夕食だった。


 食事を終えて自室に戻った郷子は、スマホを手に取ってふとつぶやいた。

「そういえば、あっくん、晩ごはん何食べたんかな?」


 何気なくLINEを開いてメッセージを送る。

 郷子:


 ねぇ、今日の晩ごはん何だった〜?


 温也:


 カツカレー!! しかも特盛(笑)

 父さんが張り切って作ったんよ


 郷子:


 え〜また特盛!?成長期とはいえ、食べすぎじゃない?


 温也:


 ちゃんと動いてるけぇ大丈夫よ

 明日は部活の朝練もあるし燃料補給


 郷子:


 そっか、偉いね。…写真ある?


 温也:


 ほいっ(写真:皿から溢れそうなカツカレー)


 郷子:


 うわ〜ボリュームすご!でも美味しそうじゃね

 食べすぎて苦しくなってない?


 温也:


 ちょっと…お腹パンパン(笑)

 でも郷子の唐揚げの方がうまそうじゃなぁ


 郷子:


 ふふ、今度持ってってあげよっか?


 温也:


 ほんと!?楽しみにしとるけぇね


 郷子:


 じゃあ、その時はスープもつけてあげるよ。野菜たっぷりのやつ!


 温也:


 優しすぎるやろ郷子さん。一生ついていきます(笑)


 郷子はスマホを見ながらふわっと笑って、

「調子いいこと言って〜、でもちょっと嬉しいんよね」と小さくつぶやいた。


 動画を少しだけ流しながら、のんびりと夜のひとときを過ごす。

 ふと立ち上がって、薄手のパジャマを手に取ると、


「さてと、お風呂に入りますか」


 そうつぶやいて、静かに風呂場へ向かう郷子であった。


 湯船にちゃぽんと身を沈めた瞬間、郷子の頬がふわっと緩んだ。

「はぁ〜〜〜……生き返るわぁ……」

 お湯はちょうどいい温度。窓の外から入る微かな夜風が湯気をゆらし、心も身体もゆっくりほどけていく。


 肩まで湯に浸かりながら、郷子はぽつりと口ずさむ。

「風に揺れてる〜サルビアの花〜……ふふっ」

 最近お気に入りの曲。スマホで何度も聞いて覚えたフレーズを、鼻歌まじりにくちずさむ。


「あの人に〜届け〜風のうた〜〜」

 お湯の中に響く自分の歌声が、まるで小さなコンサートのようで、ちょっと照れくさいけれど心地いい。

「ふふ、音程ちょっと外れとったかも……」


 髪をゆっくり洗って、リンスをなじませながら目を閉じる。

 あっくんとのLINE、楽しかったな。唐揚げもスープも、また作りたくなる。

 お風呂の中で思い返す今日一日の出来事が、泡のようにぽこぽこと浮かんでは、心を温かくしてくれる。


 シャワーの音が静かに響き、湯気の中で郷子は微笑む。

「なんか……いい一日やったなぁ」

 そんな独り言も、お湯の中でやさしく溶けていった。


「そうだ。あっくんに、私の歌声、届けてやろう」


 ふいに、そんな思いが湧いてきた。あっくんが喜んでくれる顔を、想像しただけで胸がほっこりする。


(この頃、ちぃと疲れとるみたいやったけぇ……私の歌で、少しでも元気になってくれたらええな)


 そう思うと、なんだか無性に歌いたくなった。私はスマホを手に取り、湯気の立ちこめるお風呂場にそっと足を踏み入れた。


(お風呂って、意外と響きがええんよね……ちょっとしたコンサート気分じゃ)


 スマホのカメラを起動させて、撮影を開始。湯気の中で、私は小さな声で鼻歌を紡いだ。好きな歌、あっくんと聴いた思い出の歌。湯気に包まれた静かな空間で、自分の声だけが優しく響いた。


 撮り終えると、すぐにラインを開いた。


「あっくん、お風呂でのミニコンサートの動画送るけぇ、聴いてね」


 送信ボタンを押した瞬間、ちょっぴりドキドキした。変に思われたりせんじゃろうか……でも、私の気持ちはちゃんと届くと信じた。


(恥ずかしいけど……なんか、こういうのって、悪くないね)


 しばらくして、スマホがブルッと震えた。温也からの返信だった。


「やっぱ郷子は歌、うまいなぁ。郷子本人もうつっとったら、もっとええんやけど」


 そのメッセージを読んだ瞬間、思わず湯船の中で声が出た。


「ばか。裸が映るのに、自分うつすわけないじゃろ……もう、エッチなんじゃから」


(ったく、そういうとこだけは変わらんのやけぇ……でも――)


 私の胸の奥で、なにかがふわっとあたたかくなった。

 画面越しでも、こうして繋がっていられる。

 なんでもないやりとりが、こんなにも嬉しいなんて――


(……ほんと、しょうがない人じゃね。けど――あっくん、好きよ)



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