第一話 まぼろしの森のエルフィ
初投稿
ここはとある異世界のひっそりと隠された森の中。
おおきな切り株の中には、エルフィ達のまちがありました。
エルフィ達はここに隠れ住んでいたのです。
緑色の洋服を着ているエルフィの友達妖精が言いました。
「今日はどこにいくの?エルフィ」
「今から新しい靴を買いに行くの」
そう言ってエルフィは町から近くのとなり森へと靴を買いに行きました。
ですが森から出た途端、道に迷ってしまいました。
「あれ?ここはどこだろう」
エルフィはとんでもなく方向音痴でした。
そして迷っているうちに、よくわからない異世界にやってきてしまいました。
◇◆◇
「今までいた森が急に消えちゃったけど、ここはどこ?」
そこでエルフィは一人の人間と出会いました。
「あ、可愛いエルフ見つけたw」
「一体どこなのここは?」
「ここは君にとっては異世界だよ。とても暮らしやすい場所だから俺が案内しよう」
◇◆◇
それからエルフィは多少耳の長い人間として、この世界で暮らすこととなったのでした。
「人間、おやつくれ、おやつ」
エルフィはまだこのせかいになれていません。
「ところで、この高い塔はなに」
「それはビルだよ」
その人間はそう言いましたが、いちいちひとつひとつ説明するのも面倒でした。
「仕方ない、AIにまかせよう」
えーあいはたすけてくれました。
その人間に代わって説明を始めたのです。
AIは異種族でも問題なく対応できました。
エルフィは動物の言葉がわかりましたが、えーあいも動物の言葉がわかりました。
この世界はくずれたまち。
てすとも兼ねて