それは始まり
緊張の初投稿です…誰かに好きになってほしいな!
…放課後…
宵_はぁー!やっと終わった!もー、次からはこんなに溜め込まないでよ?
零_えぇ、手伝わせてしまってすいませんでした…
宵_そこは、謝るとこじゃなくてありがとうって言えばいいんだよ!
零_!はい、手伝ってくれてありがとうございました。
宵_そうそう、それでいいんだよ。
零_ふふ、なんだか会った時のことを思い出します。
宵_そういえば、そうだね。零は会った時は今よりも謝ってたよねー。
零_そうですね。宵に言われて始めて謝りすぎて居たんだと気付きました。
宵_零は、いっつも一人でかかえこむからね。零が頑張りすぎないように俺が見張っとかないとね。
零_宵のおかげで助かっていますよ。十分なくらいには…
宵_まだまだ十分じゃないよ!零はもっと欲張りになっていいんだよ?もう少しぐらい俺のこと頼って欲しんだけど?
零_そんな!俺はもう宵から色んなものを貰ってるのに…俺にあげられるものなんてないし…
宵_何言ってるの?あるじゃん、零が俺にあげれるもの…俺が前々から欲しがってるの。
零_でも…
宵_でもはいらないから。くれるの、くれないの?
零_…本当に?本当に俺のこと欲しいんですか?その…すてられたりとか…
宵_は?俺が零のこと捨てると思ってるの?中学の時から欲しかったのに捨てる訳ないじゃん。
零_すいません!ただ気になったんです。宵に捨てられたら俺どうしたらいいかわからないし…宵とそういう関係になって急に飽きられたりしたら…泣きそうになってしまって…宵_あー!もう、そんなかわいいこと言うなよ。ますます好きになるじゃん…でさ、ずっと前から保留にされてた俺の告白は、YESでいいの?ていうかYES以外は許さないから
零_えっと、こんな情け無い俺でいいなら…
宵_ヨッシャ!じゃあ今日から零は俺の彼女な!
零_え!うー、分かりました。恥ずかしいけど頑張ります。
宵_恥ずかしがらなくても大丈夫だって!どうせすぐに慣れるだろうからさ。
零_そんなものでしょうか?
宵_そんなもんだって。さ!一緒に帰ろう!
零_…そうですね。『一緒に』帰りましょうか。
…終わり…
ここまで読んでいただきありがとうございました!