序章:異世界転生したはいいが、何かがおかしい
第2話 異世界転生〜二人目〜
俺の名前は松本光希だ。今年で21歳になる。
いつものように塾に行って、従兄弟の拓海に数学を教えて、一緒に駅まで歩いていた。
しかし、色々なことが起こり、異世界転生する事になってしまった。
オーマイガー!...いやいや、なんて素晴らしい!!
一緒に転生する事になった拓海はアルティメットスキルを決めるなり列に向かって行ってしまった。
俺はゆっくりと歩いて、列に向かった。少し待つと、俺の番になり、新しい名前とアルティメットスキルをこの紙に書くように言われた。
ほう、新しい名前か。自分の名前が気に入ってるからこのままでいいや。
俺は名前の欄にミツキと書き、究極能力のところに製作と書いた。
よし!俺は異世界でハーレムを作るぞ!待っていろ全ての女たち!!
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チュンチュン。
鳥のさえずり声が聞こえる。
ハッとなって起きて、あたりを見回す。
薄暗い木造の部屋。質素なベット、壁に掛かっている動いている写真、宙に浮いている照明。
そして、洗面所に行き、鏡を見ると、銀色の髪、整った顔の碧眼美少年がいた。
「な...これは...俺か?」
自分の髪や顔を触ってみる。すると、鏡に写った人物も髪や顔を触る。
どうやら本当に俺らしい。
ヨッシャァーーーー!イケメンに転生だ!ハーレムも夢じゃないぜ!
俺は自分の左手の人差し指と中指に、それぞれ紫と緑の指輪がはまっていることに気づく。
なんだこれ?
俺は緑色の指輪を触ってみる。すると、
ピコンッ!
どっかのゲームで聞いたようなコマンドを入力した時の音が聞こえた。
『転生者の証〈製作〉 レアリティprofessional
転生者の証。究極能力神の職人が付与されている。 』
ほう、アイテムステータスか。まるでRPGだな。じゃあ、こっちの指輪は何だろう?
俺は、もう一方の指輪、紫いろの指輪を触ってしてみる。
ピコンッ!
『転生者の証〈金〉 レアリティprofessional
転生者の証。究極能力創成魔法-金が使える。 』
ん?転生した時のアルティメットスキルは一人一つだけだったはずだが...まあ、いっか。
さて、まずどうしようか...
とりあえず持ち物の確認をする。
麻でできたと思われる服、手にはまっている指輪二つ、なぜか机の上に置いてあった麻袋、タンスに入っていた鉄製だと思われる鎧、以上!
俺は麻袋の中身を開ける。
中身は、古びた羊皮紙、麻袋より更に小さい袋に入っていた金貨。
古びた羊皮紙を手に取り見てみると、
『ミツキ 村人
レベル1 人間 ※神のご加護を受けています。
能力:
称号:転生者、神の職人
』
どうやら自分のパラメーターが表示されるらしい。
神のご加護って何だろう、気になるな。
とりあえず持ち物をまとめ、転生前に見た説明書の内容を思い出す。
『転成後にやる事
1,冒険者になろう!
村人のままではステータスが低いので、冒険しなくても冒険者になりましょう。冒険者ギルドに行き、麻袋に入っている金貨一枚で冒険者になれます。
』
やべぇ、これしか覚えてないや。
俺が次なんだっけと悩んでいると、
『神のご加護を発動します。』
機械音が流れ、俺の手に説明書が#出現__・__#した。
...フッ。
よし、冒険者ギルドに行くか。
俺はこうして宿を出たのであった...。




