多重人格者の異世界転生記

石川拓海(イシカワタクミ)は県立の高校に通う学生である。いつもの様に従兄弟，松本光希(マツモトミツキ)が教えている塾に行き、一緒に帰っていると新作VRMMORPGの電子広告板があった。その広告板に触ると、異世界に飛ばされ、運が悪く、一人の体に、拓海と光希の二人の人格が入ってしまう。二人は1日ごとに人格が変わり、二人にとっての昨日とは、二日前となってしまう身となった。そんな彼らは、この多重人格を上手く使いこなし、異世界ライフを楽しんでいく。