ぼっちなう
地元の高校にはどこにも学食がない!だが、冷たい弁当など断固拒否!
これは、そんなワガママな俺【藤岡 みなみ】の日常である。
春、地元で学力最下位の県立高校【鷹田農業高校】に進学した俺は苦悩していた。それは、学食が無いという悲しき問題だ。義務教育の間は給食で温かい食事が提供されてきたが、これからは冷たい弁当かパンに頼る日々となる。
俺にとってそれは堪えがたい苦痛だ。昼食をしっかり食べれないなんて成長期の学生には拷問の筈。しかし、その拷問が終わりを告げる時が来るとはこの時思いもしなっかった。
入学から数週間経ち周囲の人は部活に行く人、帰宅部を決め込んで友人と駄弁る人など様々である。
だが俺は【ぼっち】だった!
まあ、ぼっちな理由はいくつか思い浮かぶのだが、それの中でも特に見た目だと自負できる。普段から適度に鍛えている為、身体つきはガッチリしているし背も高い方だと思う。ここまではモテ要素だよな?
問題は顔だ。まず目がヤバイ!普通にしているだけで睨んでいる、ガン飛ばしてるとか言われて怖がられてしまう。
更に高校一年生という年齢では非常に珍しく髭を生やしてもいる。個人的には渋く顎髭を生やしているのだが、組み合わせる事によって立派な不良に見えてしまっているらしい。
この、【らしい】というのは、周りの噂話で俺が不良扱いされているの聞いて初めて知った事実だ。
まあ、他にも喧嘩を売ってきた先輩や同級生を軽くボコってしまったのも原因の一つではあるが、コレは正当防衛として無視していきたいと思う。
初めまして!小説を読むプロのGTOです。
この度、読むだけでなく書いてみようと思い行動に移しました。
周りに意見してくれる人が居ないんで、もし読まれた方いましたらビシバシ文句等飛ばして欲しいと思います!
何はともあれ、やれるだけ頑張ります!