第31回
この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。
また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。
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闇探偵 西園寺 美園(31) 相良 凌
2 美園 初の闇探偵業(30)
公園のベンチ近くの、電灯下に、立っている一人の男が居た。上沼垂である。
彼は、
「まだ余裕があるな・・・」
と、言いながら、オイルライターで、自身の咥えた煙草に火をつけた。
そこへ、
「上沼垂さん!」
西園寺が、感嘆の声を発して現れた。
「上沼垂さん、早かったわね・・・」
紗些平と名乗る女性も一緒だ。紗些平と名乗る女性は、さらに続ける。
「で、上沼垂さん。追跡の結果は?」
「俺が追ってた車は、前橋のビルにある地下駐車場に入った・・・。中に入って探るのは、危険だから、外で待ってた。そしたら、この白いセダンが出てきた・・・」
と、言いながら、上沼垂は、デジカメを、懐中のポケットから取り出し、その画像をアップで見せた。
そのデジカメのディスプレイには、地下駐車場から出てきた、白いセダンの画像が、煌々と映し出されている。
その画像を見た西園寺は、
「この、車のナンバーもアップだと確認できる!」
「ナンバーは調べたの?」
その画像を見ながら、紗些平と名乗る女性が上沼垂に尋ねた。上沼垂が応じる。
「もちろん! なんと、その車の持ち主は、なんと大政建設・・・」
「恐らく、その地下駐車場で、大政建設の担当者が、吟勇会の誰かと会ってるわね・・・」
西園寺が口を挟む。
「その後、どうしたんですか?」
上沼垂が応じる。
「俺が追ってた、黒いセダンを路上で待ってた。地下駐車場から、その車が出てきたので、それを追った。そしたら、都内に入って、吟勇会ビルの前だ!」
☆
西園寺と、紗些平と名乗る女性が、上沼垂と語らっている、ちょうど、その頃、〔始末屋〕の面々は、空港に居た。高飛びする為だ。資金は、前金で貰った金を使っていいと、吟勇会の若頭と組長から承諾を貰っている。
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探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)