表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

第30回

この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。

   また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。

この作品の著作権は、相良 凌が保有しており、このサイトの利用者に、何らの権利も与えるものでは、ありません。(要するに、読むだけにして!ということです)


第1回から、お読みになりたい方は、後書きより下にある〔闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


  闇探偵 西園寺 美園(30)  相良 凌      


   2 美園 初の闇探偵業(29)


 紗些平と名乗る女性の車。その後部座席の窓を開け、三田沢が、

「原稿書き終えたら、猥談社の編集部で、待ってるんで、よろしく!」

 と、言うのへ、

「分かった。急いで原稿仕上げる!」

 と、応じた孝道正賢。彼は、自宅の中に消えた。

 西園寺が紗些平と名乗る女性の車に戻ると、三田沢は、紗些平と名乗る女性の方を向き、

「私の自宅近くまで、送ってくれますか?」

 と、お願いした。紗些平と名乗る女性が応じる。

「いいわよ! 西園寺さんが、良ければね!」

「もちろん、良いですよ」

 と、西園寺が、快諾した。

 三田沢を彼の自宅近くの路上で下ろすと、紗些平と名乗る女性の車は、高宮公園へ向かう。

 その高宮公園に行く道すがら、紗些平と名乗る女性は、自身の車内で、

「なんで、三田沢って人が、あなたの本名知ってるの?」

 と、質した。西園寺が語りだす。

「うちの、父の知り合いが、三田沢さんで、私が探偵やってる事、父が知ってましたから、私に、客を斡旋してくれたんです。それで、客の三田沢さんが、私の本名を知っていたんです・・・」

「なるほど! それで、理由が分かったわ!」

 と、紗些平と名乗る女性は、合点がいった。

 闇探偵は、危険と隣り合わせである。もちろん、本名なんか使えない。腕のいい闇探偵は、偽名で暗躍する。

 紗些平と名乗る女性の車は、西園寺を乗せ、高宮公園の駐車場に着いた。

 上沼垂との待ち合わせ時間の夜10時までには、まだ間がある。

 紗些平と名乗る女性は、自身の車を降りると、怪しい機械を取り出して〔車両点検〕を始めた。

 この〔車両点検〕は、車に、GPS発信機など、何か敵性の物が仕掛けられてないか、調べる為にやっている。

「たぶん、大丈夫ね・・・」

 と、言って、紗些平と名乗る女性は、自身の車の戻ると、片腕に抱えられるぐらいの荷物を持って、自身の車の鍵をかける。その後、彼女は、西園寺と共に夜景の見えるベンチへと向かった。


第1回から、お読みになりたい方は、下の〔闇探偵西園寺美園【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

第1回から、ご覧になりたい方は、こちらから

闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)


より、スケールの大きい、相良 凌 作品

特命探偵シリーズ

をよろしくお願いします。


【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】←をクリックまたはタップ

(冒頭から途中までを無料(通信費等除く)で試し読み(サンプルを読む)が出来る場合もあります)
気に入ったら買ってね!

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ