表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/322

26話 未知のモンスター


 ……なるほど、回復アイテムか。それじゃあ石ころで攻撃するのはやめた方が良さそうだな。下手に体力を削って食べられちゃったら悲劇でしかない。確実に倒せるようにさっきみたいにL字型で待ち構えたいところだな。

 ま、それは見つかってからの話だけど。……お、オトシゴンがいるな。待ち構えるのもアレだから石ころ使って削るとしようか。


『ヒナタは石ころを投げた オトシゴンに10のダメージ』


『ヒナタの通常攻撃 オトシゴンに8のダメージ』

『オトシゴンを倒した 経験値を15手に入れた』


 うん、楽だったね。やっぱり石ころを使うとかなり戦闘が楽なんだな。一応バイトのダメージが10以上出るからダメージ効率はさすがに一番上では無くなったけど、遠距離攻撃でかなり効率よくダメージを与えられるから結局信頼できる攻撃には違いないんだよな。

 いずれは遠距離攻撃のスキルが出るだろうし、もっと高威力の飛び道具もあるんだろうけど今はこれで充分だよ。……お、あいつ誰だ?


 オトシゴンを狙い通り楽に倒したヒナタはふと少し遠くの通路に見慣れないモンスターがいるのに気が付いたのだ。そのモンスターは緑色の皮膚の小さなドラゴンのようにヒナタには見えた。少なくともゴブリケンの見間違えではないだろう。

 ヒナタはそのモンスターに近づこうとその通路に向かってまっすぐ進んだ。しかしそのモンスターはヒナタに気付かず通路の先に消えた。

 フロアには特にアイテムは落ちていない。ヒナタはこんがりクロワッサンを拾ったラッシーを探すことも忘れて通路の先へ急いだ。


 確かこっち側に……あ、いた! ……見た感じは小さなドラゴンかな。それじゃあ一マス前に……お、こっちに気が付いたな。……ん? こっちに口を開けてる?


『ミニゴンのフレイムレーザー ヒナタに9のダメージ』


 えぐっ! 遠距離攻撃のスキルはあるだろうとは思っていたけど、まさかこんなに早く遭遇するとは。遠距離攻撃もさることながら普通にダメージが痛い。そう何度も食らえないな。正面を避けるように斜めに近づいていこうか。

 お、正面に来たか。なら俺からの攻撃も届く。反撃開始だ……!


『ヒナタのドレイン ミニゴンに7のダメージ ヒナタの体力は3回復した』

『ミニゴンのバイト ヒナタに6のダメージ』


 うん、ダメージは悪くないな。これだけ削れたら石ころで倒しきれるだろ。


『ヒナタは石ころを投げた ミニゴンに10のダメージ』

『ミニゴンを倒した 経験値を21手に入れた』


『ヒナタのレベルが1上がった』

『HP+2、SP+2、ちから+2、まもり+1、せいしん+3』

『スキル:ブライトを習得した』


『アクアのレベルが1上がった』

『HP+4、SP+1、ちから+2、まもり+2、せいしん+1』


 おお! 俺もアクアもレベルが上がったぞ。早速ステータスを確認してみよう。


――

モノアイ lv.7 闇属性

名前:ヒナタ 経験値:16/142

ステータス:HP19/19、SP18/18

ちから8、まもり6、せいしん14

スキル:バイト、ドレイン、ブライト


クラムス lv.7 水属性

名前:アクア 経験値:5/142

ステータス:HP20/20、SP14/14

ちから6、まもり11、せいしん8

スキル:ガード、ショット【水】

――


tips:

直線

一部のスキルには直線状に飛んでいくものがある。予期せぬ場所から攻撃されることも……?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ