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124話 どのダンジョンを攻略するか


「ヒナタお疲れ様。今日はもう寝てまた明日頑張ろうね」


 視界が暗転しヒナタはベースキャンプの簡易ベッドの上で目を覚ました。いつもなら賑やかな音で目覚めるのだが、あいにく目覚ましは持ってきていない。持ってくればよかったかと少し後悔しながらヒナタはベッドから降りた。もう既にアクアも起きているらしい。


「おはようヒナタ」

「おはようアクア」

「今日も一日頑……」


 アクアが言い終わる前にヒナタたちがいる簡易ベッドの近くで足音がした。視線を向けるとニヤリとした表情でヒショがそこに立っている。その手には懐かしいものがあった。


「ほう、……時間通りに起きていたか。目覚ましもなく起きられるのか心配だったが、いらない世話だったようだな。私は既に準備は整っている。広場で待っているから準備が出来次第声をかけてくれ」


 そういうと普通の目覚ましを手にしたままヒショは去っていった。少しばかり声が小さかったのは他に寝ている仲間を起こさないためであろう。ヒナタのすぐ横ではガオンが気持ちよさそうに眠っていた。


 さて、準備するか。まあ、準備って言ってもそれほどやることもないかな。持ってるアイテムとか所持金を確認したらそれでもう準備完了だよ。

 ええと、アイテムはこんがりクロワッサンが3個増えただけ。所持金は136Gだな。よし、確認終わり。それじゃあヒショを探しに行こう。


 ヒナタたちがいるベースキャンプはそれほど広くはない。そのためヒショを探すのはとても簡単である。簡易ベッドがある場所から少し歩いたところにいるヒショをヒナタが見つけるのにそれほど時間はかからなかった。


「おや、準備ができたのか?」

「ああ」

「よし、それではダンジョンの攻略へ向かうとしよう。どのダンジョンを攻略するかは君たちに任せる」


 ……なるほど、果てなき森に挑んでもいいし、もう一度森の小道に挑んでも良いというわけか。アイテムは結構余裕があるからな。果てなき森へ挑むのにあと必要なものと言ったら……、レベルかな。あとどれくらいの経験値があればレベルが上がるんだろ。見てみるか。


――

モノアイ lv.13 闇属性

名前:ヒナタ 経験値:406/1361

ステータス:HP35/35、SP30/30

ちから24、まもり17、せいしん25

スキル:バイト、ドレイン、ブライト、パラライズ、ポイズンアロー、ウィンド、ウォークライ、ナイトメア


クラムス lv.13 水属性

名前:アクア 経験値:395/1361

ステータス:HP48/48、SP 23/23

ちから16、まもり27、せいしん17

スキル:ガード、ショット【水】、バブルスキン、シャイン、アクアカッター、アクアウェーブ


ペングル lv.30 水属性

名前:ヒショ 経験値:――

ステータス:HP74/74、SP、63/63

ちから55、まもり57、せいしん60

スキル:チャープ、ドロップ、マッド、リーダーシップ、アイシクルショット、ストリーム

――



tips:

普通の目覚まし

ペンギン型のいたって普通の目覚まし。ヒショが愛用しており噂では10個以上持っているらしい。

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