りょうすけとバトミントン
とりあえずりょうすけに連絡をしてみた。「今週の土曜日遊ぼうって」
そしたら「いいよ」って返って来たので、しろき君の家のすぐ近くの公園でバドミントンをして遊ぶことにした。
僕はりょうすけに聞きたいことがあった。クラスメイトのことだ。
この異世界では知らないクラスメイトがいるため、情報を仕入れる必要がある。
ここ数日、僕らはできる限り情報を集めることに専念することにした。
待ち合わせの日、りょうすけが公園にやったきた。「おお久しぶり!バドミントンやるのに晴れて良かったね。」
しろき君が「ああ、これでりょうすけをバドミンンでボコボコにできるぜ。」って挑発をした。
りょうすけが「お前には勝ってやるぞ!」と言い返した。
そんなわけでまずはりょうすけとしろき君がバドミントンの対戦をすることにした。
「なんかこの一週間でとても強くなってないかあ?」とりょうすけが聞いた。
「そんなことないよー気のせいじゃない?」
「いや明らかに上手くなってるだろー」
僕は焦った。しろき君が手加減してるつもりでも変わっているのがバレバレだからである。
その時しろきくんが何と「実は俺たち異世界から来たばっか何だよね~」といきなり言い始めたのである。
りょうすけは「変な冗談はよせよ」としろきに言って僕の方を見た。
僕はどうすればよいのか分からなかったので、「信じて貰えないかもだけど。本当のことなんだ。」と言ってしまった。
りょうすけはとても驚いた表情をしていた。当たり前である。目の前の友達がいきなり異世界から来たとか言い出した訳だ。
「ならまずその証拠を見してみろよ。じゃないと信用なんかできるわけないだろ。」
僕としろき君は悩んだ。「証拠かあ、おれらが大学生くらい頭がいいってことしか今の所はない。」
りょうすけは「ならその能力を見してみろよ、本当なら凄いことだぞ。」
「しょうがない家に来いよ!」しろき君はりょうすけを家に誘った。
「大学入試の問題を目の前出といてやるよ。それで納得するなら」
という訳で今度はしろき君の家で大学入試の問題を解くことになったのである。