魔法瓶少女•アルカナ
私の体は、二重構造。
とっても長く保温できるのが、唯一の強みだ。
しかし、私の心は、保温が効かないみたい。
そんな時、私のお母さんはこっそり私の財産に1000円札を忍ばせておいてくれた。
母は、よく私に野口の顔をみて笑いなさいと
口癖のように言っていた。
私は全くもって母の思考が理解できないのだが、一人ぼっちの私に対しての母なりの励ましなのだろう。
果たして、私の母の脳みそは足りているのだろか。
いや、私たちには理解できない高次元の能力者でアルカナかもしれない。