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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アップルティー

作者: 蜂蜜 檸檬

皆さんは林檎好きですか?

私は甘くてシャキシャキしたものが好きです。

ですが、今回の林檎は少し甘酸っぱいやつです。


友達と恋話をするたびに私はあの時あの人のことを本当に好きだったのだろうかと


疑問に思う。 あの時はあの人の何にときめいていたんだろうって。


ときめきが嘘だったわけじゃない。本当に好きだったし本当に胸も高まった。


でも純粋に好きだって感情を持っている期間が短すぎた。ときめきの感情が遠くに行ってしまってその感覚を忘れてしまった。

友達に彼氏ができたら寂しくなるのは珍しことじゃないよね。


私と遊ぶ時間が短くなるかも、とか。


私も素敵な恋をしたいなあ、とか単純な理由。


別に彼の前でしか見せない顔にムカついたり、


隣に彼がいるところを見て悲しくなったりするのは、


私に素敵な相手がいなからであって、ただの嫉妬だよ。


他にはどんな顔を見せるのとか、他には何を話したの、とか考えついたこともない。


抱き寄せて、抱きしめて、無理な笑顔なんか作らないで、あなたを感じて


ホッとしたい、なんて言いながら、イチャイチャしてればいいじゃん。


彼氏と友達なんて比べる対象じゃないよね。


ムカつくけど、それでも馬鹿みたいに笑いあえる時間が楽しいよ。


攻めて、絆の深い友達で入れますように。


冬の季節には冷たいペットボトルのふたを開ける。


私の好きな林檎の味がする。


けど小さい時からずっと少し苦く感じて、少しの砂糖で甘くして飲んだアップルティー。


今になっては、周りの友達は皆ストレートで飲むし、砂糖を入れる人の方が珍しくて、恥ずかしくなって砂糖を入れなくなった。


背伸びをして、苦味を味わって、それでも好きなんだ。


        それが好きなんだ


ブラックコーヒーを飲む人の気が知れない。


大人の人は、舌が麻痺してるんじゃないかって思っちゃう。


苦すぎるよ 私はまだいい。


少し苦いアップルティーが好き。


「好きだよ」




林檎リンゴ全般の花言葉は「優先」「好み」「選択」。 林檎リンゴの実の花言葉は「誘惑」「後悔」。

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