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夢の中だけRPG‼  作者: 佐賀葬送
第一章
9/51

凜音ってどんなヒト? [驚くのは俺だ!]

短めですが、しっかり書きました。読んでくれたら嬉しいです。

                   9


 松井凜音は2年2組、要するに俺と同じクラスだ。学年の中ではなかなかの変態で通っているし、授業中に息子が元気になったりするのでヤバいやつ認定待ったなしである。


 しかし、俺はアイツは良いやつだと思っている。なぜなら、アイツの性格は一本筋が通っているのだ。自分の気に食わないことがあればはっきり言うし、学校で体育祭等があれば誰よりも真面目に取り組んでくれる。


 だから俺は、アイツの事が嫌いじゃない。今まさに公道で処女とか言い放ったやつではあるが、根は良いやつなのだ。


「なんだー?勇雅ー。優香の処女奪ったのかー?」


 認識を、見直すべきかもしれない。どうやったらその結論にいくのだろう。脳のシナプスが大量に欠損しているのではなかろうか。まず、いつも優香が一人になっているところを見たことがない。


 あそこまで浮き世離れした容姿だと、休み時間すら男子がよって来るのだ。一回だけ席が隣になった事があるが、回りに人が多すぎて隣の自分ですら億劫だった。恐らく優香もかなり大変なんだろうなぁと思って大丈夫かと聞いたことがある。(そのあとにクラスの男子から恐ろしい視線を浴びせられた。)その時は、「心配してくれてありがとう。大丈夫だよ。」と言われた。その時俺ともう一人の男子以外は目がハートになっていたが。


 要するに、俺が優香の処女など奪える訳がないのだ。まず、交際する事すらできないだろう。もし何億光年の先にそんな奇跡があったとして、そうなったら俺はクラスメイトだけでなく、学校中の男子に刺されてしまうだろう。


 それを知っているはずなのに、何故あんな事が言えるのか。俺は一応反論する。


「できる訳ねえだろ。そうなったらもう世界の終わりだな。それに、俺にはもう好きな人がいるし。」


「えー?誰だよー。教えろよー。」


「そうそう!勇雅。教えたほうが楽になれるよ!」


 勇斗まで乗っかってきやがった。このキザ野郎め。どうにかしてこの話題をそらしたい。


「そ、そうそう。そういえば、凜音は向こうの世界ではなかなか強いんだろ?どんな武器使ってるんだ?」


 乗ってくるかとても微妙だったが、アイツは期待を裏切らない男だった。


「はっはー。やはり俺は有名だったか!レベル7!スキル4つ持ち!《ファイアグローブ》を持つ籠手使いとは俺のことだ!」 


 な!何!、という感じだった。晴男よりレベルの高い奴がいるとは。何より、スキル4つ持ちとは尋常ではない。


 勇斗も驚いている。


「な、7レベ!?すごすぎる。どれだけあそこに篭ったらそんなレベルになるんだ?」


 学校の勉強などすっぽかしているのだろう。凜音のアホの理由が見えた気がした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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