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3話 勇者の先生にならないか?



 途中で数回野宿を挟み宿屋から道に迷い、結局一週間ほどでクロード領へとたどり着いた。エルドリア王国のほぼ端に位置するのが、クロード領だ。


「変わらないな、ここも」


 周囲を見渡しながら、ルイスはそんな事を呟く。


 王都では石と木を材料とした建造物が多く立ち並ぶのだが、クロード領はそれとうってかわり一面畑や森ばかり。人も少なく、近くに居るのも牧場から自分を眺めている数人だけだ。


 ルイスが目を向けると、牧場に居た人間は慌てて目を伏せ、コソコソと何かを話す。

 このような田舎でも、半魔に対する扱いは変わらないのだな。

 ルイスはそんな事を考えながら領主の住む屋敷へ向かった。


「それにしても大きいな」


 領主の住まう屋敷、というよりは城を眺めながらルイスは呟く。

 大き目の牧場がまるまる入る敷地の広さ、それに加えて建物は左右均等に装飾がなされて高さもある。

 外から数える事ができる部屋の数だけでも五〇はくだらないだろう。領民の税で建てたのなら、暴動の一つでも起きそうなものだが。


 ルイスは門番をしている兵士に近寄り、声をかける。


「申し訳ありません、クロード辺境伯はおられますか?」


 門番はルイスの姿を見ると訝しげに表情を変え、つま先から頭の上まで隅々まで観察する。


「なんだ、貴様。クロード様に何の用だ?」

「王都から派遣されたのですが、お話は通っていませんか?」


「そんなものは知らん」

「クロード辺境伯に、確認を取っていただきたいのですが」

「貴様のような半魔の言葉を信じるわけがないだろう、即刻立ち去れ」


 ルイスは困ったように頭をかいた。会えないと自分が困る、それに城の中からはクロードの気配がするのだ。だから一目会えば解ってもらえるはずなのだが、この門番はかなり警戒しているようで、それも難しいだろう。


「ちょっと待ったァ!」


 突然空から声がして、見上げてみると城の最上階から顔を出す一人の男がいた。


「門番、彼は僕の友人だ。無礼な真似はするんじゃないぞ!」


 そう言って男は、窓枠に足をかけると空へ飛び、まるで枯れ葉が舞うような速度で落下して、悠々と着地した。


「ルイス、久しぶりじゃないか! 魔王を倒したんだってね!」


 紺色の髪をうなじで束ね、男でありながら藍色の細い婦人服を可憐に着こなす。整った顔立ちと長身が、彼の纏う空気をきらびやかにしていた。

 彼の名はヴァン・クロード・ヴァイス。この地を治める領主である。


「クロードも元気そうで」

「僕が元気じゃない日を探す方が難しいくらいさ。是非君の話が聞きたい、中へ入ろう!」


 そう叫ぶとクロードは手を引き、城の中へと入っていく。門番が呼び止めようとしていたが、クロードは馬の世話を命令するだけで何も応えなかった。

 やがてルイスは城にある応接室に案内され、クロードは手際よく酒を二杯出す。


「君が英雄として扱われないと聞いてね、どうせならと君を買い取ったのさ」

「買い取った?」

「君は東の戦地に派遣されるはずだったんだが、それを僕の領地へ来られるようにした。それなりに高くついたけど、君のためにもなるだろうと思ってね」


 一体どれだけの金銭を払ったのか。

 ルイスがそう訊ねようと口を開いた時、クロードは首を横に振った。


「金ではなく、とある仕事を引き受けたのさ」


 クロードはグラスに入った酒を飲み干し、息を吐いてから話題を変える。


「三年ぶり、しかも魔王を倒してきたというのに、君は変わらないね」


 ルイスの姿をまじまじと見つめながら、クロードは笑う。


「前にも言っただろう、私は二〇の時から外見が変わらないって。今は自分の年齢すら覚えてはいないよ」


 酒を飲み、ルイスは答える。


 彼は既に半世紀は生きている。


 しかしその姿は艶やかな肌に上質な黒い髪で、とてもそんな年齢には見えない。これも半魔の特徴ではあるのだが、ルイスのように若々しいまま姿が変わらないというのは稀である。


「ルイス、君はこれからどうするつもりなんだい? 勇者として魔王を倒したのは良いが、英雄にはなれず、これからどうやって生きていくつもりなんだい?」

「私は変わらないさ、また昔のように山菜を取り、たまに狩りをして暮らすさ。金に困れば傭兵として戦場に出てもいい」

「退屈じゃないかい?」


 クロードの問いに、ルイスは肩をすくめただけで何も答えなかった。

 退屈を感じられるほど、自分に余裕があるとは思えない。


「ルイス、君に一つ提案があるんだが……このクロード領で働くつもりはないかい?」


 グラスに入った酒で唇を湿らせていたルイスは、目を丸くしてクロードを見つめた。


 この地で働く?

 自分は農業なんてできないぞ。


「君に頼みたいのは農業や兵士なんて、そんなつまらない事じゃないよ。少し外に出よう、見せたいものがあるんだ」


 クロードは嬉々としてルイスの手を取り、そして部屋の外へ出ようとする。

 慌てて残った酒を飲み干し、ルイスは引かれるがままクロードの後に続いた。







 酒のせいで太鼓が鳴る頭を押さえつつ、ルイスはクロードと並んで城の外へでた。


「それで、私に見せたいものって何だ?」

「それは見てからのお楽しみさ」


 どうやら本気で答える気はないらしく、クロードは軽快に歩みを進める。

 そんな姿にルイスも諦め、黙って後に続いた。


「ほら、見えたぞ」


 城から歩いて十五分程度の距離、そこにあったのは教会を模したような建物だった。

 かなり広い敷地に三階建ての直方体に近い建物がある。


 外から見ただけだが部屋は多くあり、大き目の窓が取り付けられている。窓の位置を見るに、部屋の間取りは一階だけが特殊で、二階と三階はどこも同じのようだ。


「教会に見えるが、私に神父の真似事でもさせる気か?」

「ハハハ、確かに教会に見えるけど、君はそんな柄じゃないだろ。中へ入ろう」


 クロードは鍵を開けて建物に入り、ルイスもそれに続く。

 外から見た通り中は十分な広さがあるようで、一階には六つの部屋がある。

 試しに一室だけ開けてみると、机と椅子が均等に十数個置かれていた。


「ここは?」

「学び舎、学校だよ」


 学び舎?

 学校?

 ルイスの記憶では、確か勉学に励む場所だったはずだが、こんな場所に案内してクロードは何がしたいのだろうか。


「ルイス、君に頼みがある」


 クロードは真剣な顔つきになると、ルイスを見つめる。


「ここで、教師になってみないか?」

「…………」


 返答に困ったルイスは、なんとなく周囲を見渡し、クロードに顔を向けた。

 生まれてから勉学というものに縁は無い。文字の読み書きは十二分にできる、何千冊という本も読んできた。魔法に関する本も数えきれないほど読んでいる。だが、その程度で教師になれるとは思っていない。


「なぜ私が教師なんだ? 確かに私はやることもなくて暇だが、自分でも教師ができるとは思えないよ。私が教えられるのは精々戦い方くらいだ」

「それでいいのさ、なんたってここは勇者を育成するための場所だからね」


 クロードの発言に、ルイスは呆気にとられた。

 勇者を育てる?


「冗談だろう?」

「僕は冗談が好きだけど真実さ、ここは次世代の勇者を育てるための学び舎だ」


 ルイスは頬をかき、困ったように口を開く。


 勇者というのはこの王国で多大な武功を立てた者が成る存在だ。

 並大抵の強者では務まらない。


 そんな強者を一から育てるというのは途方もない労力が要る。


「本気か? クロード」

「勿論さ、それに勇者の一人は君の弟子だったそうじゃないか。確か『六徳の勇者ガイリック』だっけ? まぁ、どうでもいいが、既に実績もあるんだし、安心して任せられる」

「確かに九人いた勇者の内、一人は私の弟子のような奴だったが、それとこれとは訳が違うだろう」


 ルイスは言葉を選びながら反論していく。

 少しでも気を抜けば言い包められてしまうような気がしたからだ。


「考えてもみろ。君は歴代勇者でも、三指に入る実力者と言われていたんだろう? 実績もあるし、強い勇者を育てるにあたって、君ほど適任な人物はいないじゃないか。それに魔王を倒した勇者が、こんな所で無職ときている。ならば遊ばせておく手はないと思うんだが?」


 クロードの論法に、ルイスは押されながら肩を落とした。


「私に教師が務まるとは思えない」

「やった事もないのに、そんな事わからないじゃないか。ただ推測と心情だけで物事を測るのは、君を半魔として迫害する者達と変わらないよ。ルイス、君はそうではないだろう? あんな愚か者達とは違うだろう?」


「その言い方は、卑怯だぞ」


 ルイスは顎に指を添えて考える。

 自分が他人に物事を教えられるほど高尚な人物だとは思っていない。


 だがどうせ教師を断ってもやる事はないし、いずれは職につかなければならないとは思っていた。

 ならば、丁度いいだろう。


「分かったよクロード、その話引き受けた」

「さすがだ我が友よ、そうこなくっちゃね!」


 クロードは機嫌よくウィンクをしてみせ、城へ足を向けた。


「まったく、私もとんだ友人をもったものだね」


 ため息交じりに呟きながら、ルイスはクロードの後を追った。



 ××××





「そういえば、僕は君の実力を見ていないんだよね」


 城へ向かう帰り道、クロードはそんな事を呟いた。

 ルイスとクロードは十年来の友人同士ではあるが、ルイスは彼に戦う姿を見せた事は一度もなく、勇者になってからは会ってすらいない。


「私はてっきり君の前で魔法くらいは使ったと思っていたが」

「いいや、まぁ勇者になってから君もまた強くなったんだろう? ちょうどいいからその強さを見せてくれないか?」

「まぁ、それは良いが。どうやって見せればいい?」


 山で適当に魔法を発動すれば、クロードもその威力に舌を巻くだろう。

 それか兵士相手に演武でも見せてやれば、十分納得させられると思うが。


「それ込みで少し話があってね、城の裏にある鍛錬場に来てくれるかい?」

「構わないよ」


 頷いてからルイスは歩き続け、城の裏にある鍛錬場に到着した。


 縦の広さは数百メートル、そして幅も百メートルはくだらない広さ。

 ここはクロードの個人的な鍛錬場だったとルイスは記憶しているが、これほどまでに広い場所で、どのような訓練をするのだろうか、いつも疑問に思う。


 そんな事を考えながら、鍛錬場の中央に目をやると、何やら変わった三人組がこちらを見ていた。

 男が一人、そして女が二人という微妙に変わった編成の三人組。


 それぞれが剣や杖を持ち、鎧を着ているのをみるに冒険者稼業か、それに準ずるなにかだろうと判断した。


「彼らは?」

「後で説明するよ」


 適当にはぐらかされ暇になったルイスは、何となくその三人組を眺めていた。

 三人組もこちらを見ており、何やらコソコソと話しを始める。


 どうやら自分が半魔と気付き、それを笑っているようだがここまで声が届かない。


「やぁクロードさんよ、遅かったじゃねえか」


 三人組の中央に居る男が、ルイス達に向かって大声で呼びかけた。


「それで、そこに居る半魔が俺達の試金石かよ?」


(試金石?)


 ルイスはクロードに目をやるが、何も答えてはくれなかった。


「そうだ。君達がルイスに勝つ事ができれば、君達を教師として雇うと約束する」

「マジか、じゃあさっさと始めようぜ」

「まぁ少し待ってくれよ、決闘のルールも決めないといけないし」


 次々に話を進めるクロードの肩を掴み、話を中断させた。

 色々と聞きたい事があるが、なにより、


「私に勝てば教師として雇うとはどういう意味だ?」


 あの三人組が教師になりたいというのなら自分に頼むのではなく、あの三人に任せればよかったのでは、というのがルイスの本音だ。


「あの三人はハンターとして冒険者をしているらしいんだが、どこからか僕が学校を建てる噂を聞きつけたらしくてね、自分達を売り込んできたんだ」

「なら雇ってあげればいいだろう?」

「そういうわけにはいかないさ、僕はあの三人が嫌いだし」


 子供のような理屈に、ルイスは肩透かしのような気分を味わう。


「頼むよルイス、あの子達は断っても諦める気配がないんだ。だから圧倒的な力でも見せつけて心を折ってほしい、それはもうバッキバキに。そうすればあの三人も諦めるだろう?」


「大人げなくないか?」

「それくらいしないとあの三人は諦めないんだよ」


 ルイスは大きく溜息をつき、一歩前に出た。


「分かったよ、友人である君の頼みだ。引き受けた」


 クロードは親指と中指を弾いて音を鳴らし「さすが僕の友人だ!」なんて事を言い出した。

 テンションの差に疲れを感じつつも、ルイスは三人組の前に立つ。


「じゃあクロードが言った通り、私に勝つことができれば君達は教師になれるよ。決闘の方法は殺す以外何でもアリ、これでいいかい?」


 三人にそう問いかけると、何の答えもなく、ただクスクスと笑い声だけが返ってきた。


「おいおい聞いたかお前ら、あの半魔は俺様と戦うつもりらしいぜ?」

「ホント笑っちゃうくらい馬鹿みたい、見ただけで実力差が判らないのかしら?」

「ご主人様、さっさとやっちゃいましょうよぅ」


 なんとパンチの効いた三人組だろうか。

 なにより、自分の仲間にご主人様と呼ばせる神経が、ルイスには理解できなかった。


「俺ってば、王都じゃそりゃあ有名だったんだぜ? 勇者にも勝る実力者だってな」

「今謝るなら半殺しで許してあげるわよ」

「ご主人様の手を煩わせるんだから、半殺しは当然よね」


 適当に頷きつつ、ルイスは微笑んだ。

 なんと可愛げのない冒険者だ。


「ルイス、そろそろ初めておくれ!」


 後ろからクロードの声を聞き、ルイスは手だけで返事をした。ルイスもこれ以上この三人組と会話をするのは厳しいので、早めに終わらせたい。


 ルイスは後ろへ歩き、少し離れると構えも無しにその場で立つ。


「じゃあ両者準備ができたようだし、僕の合図で始めるよ!」


 ルイスと三人組が同時に頷き、クロードは大きく息を吸う。


「じゃあ、はじめ!」


 クロードの声でまず動いたのは剣を持つ男だった。

 男はゆったりとした動きで舌なめずりをすると、これまた剣をゆったりと構える。


「さぁどうするかな、腕を切り落としてやろうか、皮を剥いでやろうか」


 男は言葉を続けながら、ゆったりとしたペースで剣に魔力を貯めていく。


(あれ? 攻撃していいのかな?)


 ルイスはその光景を黙って見ていた。

 男が剣に魔力を込めるスピードは、ルイスにとってとても遅く、何かの演武にしか見えなかった。それほどに隙だらけで、今にでも男の顔に拳を打ち込める。だがそれ故に今攻撃していいのかを悩んでいた。


(一応始まっているのか? ずっと何かを話しているが攻撃しても良いのか?)


 考えるのも面倒になり、ルイスは両手を力なくぶら下げる。

 すると剣に魔力が溜まりきったのか、男は剣を横に薙いだ。


 斬撃が魔力によって実体化し、空気を切り裂きながらルイスへと迫る。簡単に躱せる攻撃だったのだが、このまま躱せば鍛錬場の土が荒れると考え、右手で空へと弾き飛ばした。


「フッ、よく防いだな。だが次はこうはいかんぞ」


 どうすればあれほどまでに、自分に自信がもてるのか。

 男を見ていたルイスは、そんな事を考えていた。


「だが、これならばどうだ!」


 そう叫んだ男は、雄叫びと共に剣を天へと掲げ、再び魔力を充填していく。

 やがて剣からは漏れ出た魔力が溢れ、周囲に風を起こす。


「す、凄い。これがご主人様の力なのですね」


 男のそばにいる女がそんな事を言い出すが、ルイスはそれを心の中で訂正する。

 あれは剣に通していた魔力を制御できずに、外へ漏れ出ているだけだ。魔力の制御が完璧であるならば、あんな風は吹かない。


 そもそもあのポーズは何なのだろうか。

 なぜ剣を天に掲げるのだろう。

 何の意味があるんだ?


「ルイス、もう面倒だから終わらせてくれ」


 クロードが呆れたような声でそう告げ、ルイスは苦笑いを浮かべながら小さく頷いた。


「そうだね、私も色々と限界だし」


 ルイスは足に魔力を貯め、大地を蹴って跳ねる。

 そして一瞬で男との距離を詰め、その隣に着地した。

 男はルイスの移動に気付いていないようで、剣に魔力を貯めるのに集中しきっている。


「魔力を貯める時は切っ先を相手に向けること、そうじゃないと急な移動に対応できないよ?」


 ルイスは男にそう告げると剣を一瞬で奪い取り、少しだけ距離を取った。そして空へ向かって剣を薙ぎ、中にあった魔力を放出して斬撃を放つ。だが放たれた斬撃は十メートルともたずに、空気と触れ合って消滅した。


「それと剣に魔力を込めるなら瞬時に適量を、あんなに魔力を込めてたら、コントロールもできなくなって、結果的に魔力を無駄にしているだけだ」

「なっ、俺の剣を返せ!」


 今頃気付いたのか、男はルイスに向かってそんな事を叫ぶ。

 決闘、これは決闘、ルイスは頭の中で繰り返し、男から奪った剣に魔力を込めた。

 すると剣は見るも眩い閃光を放ち、周囲の空気が剣の破壊力に震える。


「魔力をコントロールすれば、こんな事もできる」


 そしてルイスは剣を空へと薙ぎ、巨大な斬撃を天へと飛ばす。

 男の魔力とは比べるまでもなく巨大で、速さをもったその斬撃は雲を切り裂き見えなくなるほど遠くまで飛んだ。


「はい、こんな感じだけど……満足したかな、クロード?」


 ルイスが目を向けると、クロードは微笑みながら拍手を送る。


「お見事、さすがは勇者だ」

「この程度なら、勇者でなくとも簡単にできるさ」


 ルイスは男から奪った剣を持ち、腰を抜かしていた三人組に向かって微笑みかける。


「人を見かけで判断しない事だ。君達はそれ以前の問題な気がするが……とりあえず偉くないのに偉そうにするのは止めておいた方が良いよ」


 剣を地面に突き刺して、ルイスはクロードの元へと戻っていった。



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こちらが完結したのでよければ見てください。
ビカム・ヒーロー
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