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科学と幻想の超能力  作者: Amatera/あまてら
科学都市編
5/29

05話 爆破犯との対決


「うぉぉっ!!」


そのまま俺は、奴に向かって拳をぶつけようとしたその時、


バァン!


「っ!」


いきなり目の前で爆発が起きた。咄嗟にその場から逃れたが、少しでも遅かったら吹き飛ばされてただろうな...


「おいおいどうした~?さっきまでの威勢は!!」

「くっ...」


今は奴に近づく方法を考えなければならないが、思いつかない...それに、考えてる間にも奴は能力で攻撃してくるだろうな....


「くそっ!」


バッ!


っと、俺は足に能力を集中させ、そのまま奴に飛びかかるが、


バァン!


「うわああっ!?」


再び爆発が起こる。少し爆発に巻き込まれてしまった...無闇矢鱈にやつに近づいても駄目ということか...


「ほらほら、早くしねぇと次の爆発が始まるぜ!!」

「ちっ......」

「(駄目だ...このまはまじゃ、とても奴に近づけねぇ....)」


そう思っていると、奴が近づいてきて


「おらっ!」

「っ!!」


っと、奴は俺の体に触れようとして、俺はそれを避けたが、その後に奴に触れた物は


「んっ!」

「...!まさかっ!!」


バァン!


「ぐああっ!!」


と、そのまま俺は爆風で少し吹き飛ばされた。かなり大きい爆発だったため、避けきれなくて少し食らって爆風に巻き込まれたせいか、既に能力を最大出力にして戦ってるせいか、体が思うように動かない...だが奴の能力について一つ分かったことがある。それは、


「(そうか...アイツの能力は、触れたものを爆発させることができる能力って事か...)」

「くっくっ...今度はお前の体を直接爆破してやるぜっ!」


詳細的には分からないが、奴は他の物を爆発させるには、”触れる必要がある”という事か。


「(つまり奴は触れないと爆発させることは不可能って事か...ならっ!)」


こうなったら一か八かだ...致命傷なる部分を守っりながら近づいて拳を叩き込んでやればいい!


「死ねっ!」

「うおおおっ!!」


俺は思うように動かない体を、力を振り絞ってそのまま奴に近づいた。


バァン!


「くっ!」

「ちっ...逃げ回ってんじゃねぇぞ!!」


バァン!バァン!バァン!


俺の近くで、連続で爆発後起こる...でも俺は、必死に奴の攻撃を避け、


「今度こそ、ぶん殴ってやるぜっ!」

「はははっ馬鹿め!お前が近づいた所で、俺がお前の体に触れて、能力の出力を最大にして爆発させてやればお前ごと木っ端微塵だ!死ねぇっ特班のゴミがぁッ!!」

「うぉぉぉぉっ!!」


そして俺は、一か八かでやつに近づいた。多分触れられた部分を爆発させれるだろうな。そうなれば俺は死ぬだろうな...でも、何もしなくても殺される...なら、


「(戦って死ぬほうがマシだっ!!)」


そう心の中で俺は決心し、奴に殴りかかった...


「うぉぉっ!!」

「死ねぇっ!!」


ドカッ!


「ぐはあっ!!」


ドサッ...


「っ!!」


っと、俺は奴に渾身のパンチを食らわした。奴は見事に吹っ飛んで、倒れた。だが、どうして俺は奴に触れたのにも関わらず、爆破されなかったのか...


「(確かに俺はやつに触れた...なのに何故....)」


そう思っていると奴は起き上がってきて、


「くそっ!これは...どういう事だっ....!」


そう奴は言った。よく分からなかったが、俺の拳は奴に効いたようだ。


「...俺の拳が効いたようだぜっ!」

「ちぃ...雑魚の能力者のくせに、調子に乗ってんじゃねぇぞ!」


バァン!


「っ!」

「うオラッっ!」


バァン!バァン!


「くっ!!」

「死ねぇぇっ!!」


そして奴は次々と爆破を繰り返すが、それを避けて、


ドカッ!ドカッ!ドカッ!


「ぐおあっ!!」


っと、俺は連続で殴った。奴は攻撃を繰り返すが、


「うオラッ!」


ドカッ!


「ぐはあっ!...くそっ、何故だ....」


ザッ...!


「っ!!」


俺は奴に近づき、


「...関係ねぇもんを爆破させて遊びやがって....その上人質取って強盗までしやがって...俺は絶対に許さねぇ!!」

「くっ!爆破してやるっ!!」


俺は右手に力を込めて、奴に向かって走り出し、


「俺の拳は、少し効くぞっ!!」


ドカッ!


「ごふぁぁっ!!」


ドサッ...


「う...あ...」


そして奴は意識を失った。


「ハァハァ...なんとか倒せたな...........」


俺は特班に連絡を入れて、状況を報告した。そして家に帰ってる途中、


「うっ...!」


能力を最大出力にして戦いすぎたせいか、まともに歩けない...


「(なんだが頭がクラクラする...やべぇ、これは本当にやべぇっ...)」

「うっ...」


ドサッ...


そのまま俺は倒れた...。



ザッザッ...


「条介...何処に行ったのかしら......」


私は条介を探しに条介の部屋を出た。こんな時間になっても帰ってこないのは流石におかしい...。と、その時、


「っ!条介!!」


それは、道端に倒れてる条介だった...何故条介がこうなっているのかは私にも分からない。


「と、とりあえず病院に連れていかないと!!」


私は条介を連れて病院へと向かった...

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