3/473
003
相方はふんふん足を臭われた、それだけで起きました。
「なんかいる?!」
これが第一声でした。
当時みーちゃんはほそっこく、顔は可愛いものの野生でした。
ところが、うちの中に入った途端に飼い猫のように慣れてしまって、その日はそのままお外にリリースしました。
でもお昼に気になってドアをあけて、とりあえず
「みーちゃん」
と声をかけると、車の下から待ってましたとばかりにやって来ました。
この時は名前をまだ決めていなかったのですが、みーみーなくのでみーちゃん、と呼びました。
今思えばこの時点で名前が決定されてしまったんですね。
それからは外飼いで餌だけ三食あげることに。
なんと相方がキャットフードを買ってきてくれ、器も用意してくれていました。
猫は食事中だけ中に入れて食事をするようになりました。
呼び掛けたらすぐに来れる位置を生活拠点としたようでした。