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避妊手術からまもなく、ある日の夕方でした。
それまで左目がシパシパしてるっぽいなぁと思っていたみーちゃんの顔を見て私は青ざめました。
みーちゃんの左目、白い膜が腫れて覆ってしまっていて、見えていませんでした。
思わず悲鳴をあげて相方に電話。
基本的に電話は急ぎのとき以外はしないようにしているため、すぐに出た相方。
混乱しながら事情を説明すると、今から帰るから、と。
病院の受付時間終了まであと一時間しかありませんでした。間に合わなければタクシーで行こうと思い、準備だけして、相方を待ちました。




