夢と噂。
不景気が続き、どの世界も絶望に道溢れていた時に一人の少女が呟く。
?「あぁ、なんて愚かな世界なんでしょう...こんな世界で生きるなら地獄とかの方がマシ...。」
と、突然赤髪の少年が空から降りてきた。
??「フフッ..じゃあ・・・地獄では無いけど、快楽で良いのなら、君に与えれるよ?」
?(どうせこの世界はつまらないから...)
?「・・・・・いいわ。連れていってちょうだい。その快楽がある場所に..」
??「わかったよ。じゃあ・・・逝こうか?」
?「えぇ、行きましょう。」
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?「は、話が違っ!?」
??「え~?だって快楽が欲しいんでしょう?だから痛みと言う快楽を与えているんだよ」
?「あがっ!?ひぎぃ!!?」
??「....お休みなさい。永遠に・・・ね。」
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ジリジリジリジリ!!!と目覚まし時計が鳴り響く。
目が覚めると私、ヴェローナ レイルはすぐに修道服を着て、協会に行った。
レイル「それにしても、またあの夢を見るなんて・・・。何か、不吉な事が起こるのかしら??」
と考えていると一緒に協会に居るシスター達が話しかけてきた。
シスター「おはようございます。レイル様。」
レイル「おはようございます。」
シスター「そう言えば、最近ヴァンパイアが出る・・・と言う噂が出ているみたいですよ」
レイル(ヴァンパイア...か。私は見たことは無いんだけど...母上は見たことがあるらしいのですよね...。と言うか母上はヴァンパイアにコロされたらしい・・・のですが...。)
シスター「気をつけて下さいね!まぁ、噂なんですけど~。」
レイル「ありがとうございます。では、私はお祈りをしてきますね。」
シスター「はい。お気をつけて。」
レイル(ヴァンパイア・・・か。一応気をつけないと・・・。)
そして、その時誰かが覗いていた事はまだ知らない話。