95話 メスガキムーブ
その後、襲撃者はズリズリとフローズンさんに台所に引きずられていった。
「さてと、どう調理しようかな」
「調理……!?」
「ああ、文字通りの調理だよ」
すると莉奈さんは襲撃者の左の指をどんどんと先の関節から落としていった。
「ほらほら、叫べよ」
「いてぇぇ!!!」
その時、フローズンさんはふと普通の人に戻り、こんなことを言った。
「そうか、近所迷惑か」
するとフローズンさんは急に穿いていたパンツを脱ぎ始めた。
「フローズンさん!?」
「ふっふーん」
そして脱ぎたてのパンツを襲撃者の口にねじ込んだ。
「ほら、男からしてみれば、これはご褒美と言えるのじゃあないの?」
(あっ、フローズンさんはこういう事をするのか……)
私は少しだけ引いていたがフローズンさんたちは襲撃者の手をまな板に押さえつけていた。
「さて、切り落としていくかぁ」
そして淡々と左の指を切り落としていき、指が無くなったと思ったら右の指も先の関節から切り落としていった。
「んー!」
「しっかりと話せよ~って私の使用済みパンツを咥えてるから喋れないんだっけぇ~」
フローズンさんは少々メスガキ要素を入れつつ、襲撃者を煽り、莉奈さんは何も話さず指を切り落としていった。
「でもトンデモ変態さんですね~♡」
罵られている襲撃者だがどんどんと下の方から伸びてきている奴が目立ってきた。
「これで興奮するとかド変態じゃないですかぁ~♡」
(フローズンさんの空気がとても近寄りがたい……!)
すると後ろからとてつもない怨念が見え始めた。
「……って切り裂きジャックがいたのかぁ」
後ろでは命を刈り取りたい切り裂きジャックがわくわくしていた。
「よっと」
莉奈さんは思いっきり刺身包丁を振り上げたかと思ったら下半身から伸びる棒をズボン事切り落とした。
「ウウグゥゥゥゥ!!!」
「おっと、姉ちゃん、アレを刺さないと」
「分かってる」
莉奈さんは襲撃者の腕に何かを刺した。
「うおっ……」
血が飛び散る中、私と切り裂きジャックはその光景をドン引きしながら見ていた。
(これが暗殺者の……粛清なのか!?)
切り裂きジャックは目を手で覆っていた。
(いやあんたはこの光景見てきたでしょ)
そう突っ込みたくなるがこの惨状を見るにそうなるしかないのだろう。
「さてと、切り落とす指が無くなったし、次は足の指だねぇ~♡」
フローズンさんはそう言って私に言ってきた。
「ごめんだけど今日のところ、帰ってくれない?」
「どうして?」
「部外者がいるとやりにくいんだ、だからごめんね。これお詫びのケーキ」
「うん、私はここにいるべきじゃないからね」
そう言って私は外に出た。
「じゃ、さいなら~」
そして私は通ってきた道を通り、そして家に帰ってきた。
「ただいま~」
「おかえり~ってどうしたの?」
「フローズンさんが処刑をやりにくいから帰れって言った」
「あ~、何となくわかった。どんな方法で声を出させてなかった?」
「パンツを脱いで、それを口に入れてた」
「あいつはそう言う趣味なのか……?」
どうやら脱ぎ立てパンツを口に押し込む芸当はさっきの一回だけじゃないらしい。
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