表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/141

1話 街の霊

私は住む場所をじっくりと見ていると巫女が私に向けてこう言った。

「おーい、千尋君、私はパトロールに行くが、どうする?ここで待っておくか?」

「ここってゲームとかないんでしょ?」

「ああ、当然だろう、寺の中にポツンとゲーム機があったら座敷童がゲームをしちゃうじゃないか」

「座敷童……どうして妖怪がいるのよ」

「一応この寺には結界を貼ってるんだけどね、どうしても入ってくる霊とか妖怪がいるのよ」

「そうなんだ……」

「じゃ、行くよ、絶対私から離れないで」

そして寺の外に出た、そして巫女は学校や公園を見回った。

「これ他人から見たら巫女服を着た変人だと思われてる気がする」

「そう?別に私は巫女服だからっていう理由で視線を気にしないけどね」

すると公園に黒い靄を纏った人がいた。

「あれに目を合わせたらだめだよ、絶対アレは悪霊だ」

「祓わないの?」

「公園の中を見て見ろ、子供がいるだろう、巻き込んだら大惨事になるんだ」

「でも……見過ごせないかも」

「それでも子供に害は……まずい!」

巫女は公園の柵を飛び越え、子供の方向に向かって走っていった、黒い靄は子供の方向に伸びているからなのだろうか?

「ひゃっ!?」

「大丈夫か?」

「だいじょうぶ……どうしたの?」

「今すぐこの場から離れてね」

「……遊んでたのに」

そして子供が公園から離れていった。

「それで、こいつをどうするの?」

「……とにかく祓う」

巫女は持っていそうな棒を出してきた。

「これは?」

「御幣って言うんだ、厄払いとかに使うよ」

すると巫女は悪霊に向かって札を投げた。

「それは?」

「簡易結界術、これがある限り一方的にボコボコにできるんだ」

そして悪霊を無事にボコボコにして成仏していった。

「……さて、他の場所を回ろうか」

「ちょっと待てや」

「……一歩遅かったようだな、九丈家の者」

「ああ、……横の奴、()()()()をした霊じゃないのか?」

「こいつか?しぶとい霊に憑かれてんだ、だからほっといてやってくれ」

「俺様からしてみればこいつは祓うべき悪だ」

「……どうして祓うんだ?」

私は振り向きざまにそう言った、すると九丈家の人が後ずさりした。

「仕方ない、今お前をここで祓う!」

「千尋君、私の名前は綾瀬陽菜って言うんだ、そこんところ、よろしく」

そして巫女同士の対決になった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!

評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ