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{完結済み}私のゴーストは優しくて強いのです。そして誇れる敵なのです!  作者: 猫こんた


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18話 白虎

私は一般人をとにかく逃がした、そして急いで綾瀬さんの元に向かった。

「綾瀬さん!」

「どうした!!」

「一般人とりあえず安全な場所に避難させておきました!}

「了解!じゃあ、このデカ物、やっつけるとするか」

綾瀬さんは氷の礫をあたりにまき散らし、結界を作った。

「行くぞ!10mアクアシューティング!!!」

氷の礫が水になり、その水から氷の弾丸が悪霊を貫いて行った。

「これは本当にめんどくさいときに使う技だ、覚えておけ」

そして悪霊は力を失い、塵になって消えていった。

「さて、帰るぞ」

「はい……あの技、私も使えるようになるんですかね?」

「いいや、使えないと思うぞ」

「そうなんですね」

「今日の晩御飯、何にしようかな」

「決めてないの?」

「ああ、当然だ」

そして私たちは現世に帰ってきた。

「ってこりゃ呪いだね、待っててね、今すぐ解呪するから」

「これって呪いだったんですね」

「ああ、悪霊を倒したから進行が遅くなっているが、一歩間違えたら呪い殺されてたな」

「そうだったんですね」

「まぁ呪いで殺されるより悪霊に殺される方が苦痛としてはすごいからね」

「……それを言うってことは」

「ああ、何度も弟子が悪霊によって惨殺されたんだ、骨も残らなかった弟子もいたんだ」

「そうだったんですね、聞いて悪かった」

「いいや、いいんだ。時々思い出さないと気が狂ってしまうんだ」

そして綾瀬さんは依頼主に完了の知らせを言いに行き、アタッシュケースを持って帰ることになった。

「この中って?」

「もちろんお金、命落とすかもしれないのにボランティアだったら割に合わないじゃあないか」

「それはそうですけど、いくらですか?」

「だいたい最低で30万、最高は青天井、料金は悪霊の多さに比例するね」

「巫女も商売してるんですね」

「ああ、そうだな。本音言ってもいいか?」

「いいですけど、どうしました?」

「……賽銭箱の中身だけだと生活がカツカツなんだよな」

「そうなんですね」

神社や寺の苦しい事実を聞きながら私たちは寺に帰っていった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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