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第93話   初めてのグループディスカッション?


 学科試験終了の翌日、グループディスカッションを佐々木さんと始める事になった。既に先生方がいくつかのテーマを選んでおりそれぞれのテーマを封筒に入れ、学生はそれらの封筒をランダムに受け取る形になっていた。


 「では、テーマを確認しようか。」


 「そうですね、ええと、火属性の攻撃における特性と危険性の検証等、だそうです。」


 「・・・うん。分かったよ」と少し考えつつも、検証等行うのであまり時間も無いので早速始める事にした。


 「では、まず、火属性の特徴を再度確認しようか。」


 「そうですね、やはり他の属性との違いは、術者の精神状態で威力や制御が左右される事ですかね。」


 「そうだね、その点は火属性を操り行使する者として非常に気を付けなければいけない。一歩間違えると大変な事になってしまうからね。」と復習がてら特徴をあげていって、いよいよ検証を始める事にした。


 「でも、どうやって検証しましょう・・・危険性なんて周知の事実ですし、このテーマを考えた先生方もどうかと思いますけどね。」と佐々木さんは少し疑問を感じつつ自分自身も


 「・・・そうだね、まぁ、初めての事だから、先生方も戸惑っているのかもしれないから。」と一応フォローするポーズだけ取っておいた。そうこうしていると、検証作業をするのか、何組かのグループが教室から出ていくのが見えたので、


 「自分達も魔法実技室で検証作業しようか。」と佐々木さんに言うと


 「そうですね、早くしないと実技室が使えず時間切れになったら笑えないですから。」と早速、実技室に向かう事にした。・・・しかし、実技室には誰一人いなかった・・・


 

 「・・・あれ、誰もいない・・・?」と疑問に思いつつ、佐々木さんが


 「まぁ、いいじゃないですか、ラッキーだったんですよ。先に検証作業をしてしまいましょう。」と強くいってきたので


 (他の班はどこにいったんだろう・・・まぁ、混み合う前に終わらせるか・・)


 「・・・そうだね、では、一番弱い魔法で検証を始めていこうか」と言って自分が始めようとすると


 「私がやりますので見ていて下さい。」と佐々木さんに言われ


 「・・え、でも・・・」


 「私の成果を加治先輩に見せつけてあげますので。」と意気込んでいたので


 「・・・分かったよ、でも、一番弱い魔法でよろしくね。」と一応クギを刺しておいた。


 「分かってますよ。」と佐々木さんは一番弱い火属性の魔法の詠唱を開始した。呪文にも問題は無かった。



 そして出た火は、               

                 とんでもない威力であった。


 

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