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第66話   確認作業、よし


 本日は葵様の帰省予定日、そんな時に限って給湯器の故障である。


 「どうですか、朱鷺子さん、連絡つきましたか?」


 「駄目です、今日は工事の人が出払っていて、明日にならないと無理との事です。」


 「参りましたね、夏みたいな事が起こるなんて・・・・」


 「・・・では、また、私の家でお泊り致しましょうか?」


 「ええ、そうしましょう。ですが夏みたいな事に・・・・」


 「本日は雪代さんも来られますよね?なら問題ないでしょう。」


 「・・・・そうですね、ではよろしくお願いいたします。、準備を急ぎましょうか。」


 「そうですね。」


 と葵のお泊りが決まった経緯を自宅のリビングで葵と一緒に聞いていたが、夏と違うのはそこに雪代さんが一緒に居た事だった。


 「では、朱鷺子さん、総一郎殿、本日はお世話になります。では、葵様お部屋の準備も出来てますので、どうぞ。」


 「あ、はい、分かりました。朱鷺子さんまたお世話になります。」と、葵は一礼して部屋に向かって行った。


 自分はというと、母親に


 「あの~~母上殿、なぜ、他のお宅にお泊りさせないのですか?」


 「しょうがないでしょ、他のご家庭はやっぱり久々の家族水入らずなんだし、うちは家族はあんただけだし、問題ないでしょ?」


 「・・・そう言われると何も言えないです・・・はい。」


 「そうそう、ちょっとこっちにいらっしゃい。」と笑顔で母親に手招きされ、何かと思い近づくといきなりヘッドロックを決められながら


 「葵ちゃんに”手”出したらあかんからな、分かったな。」とクギをさされた。


 「・・・ギブ、ギブ、、分かってますから・・マジでギブ。」と技を決められた状態で確認をされた。


 解放後・・・


 「じゃ、あんたも部屋に荷物おいてきな。」との母親の笑顔に恐怖を感じながら


 「イエス、マム!」と返事し部屋に向かった。部屋に入り荷解きをしながら


 (・・・・・俺・・・・・そんに信用・・・ないのかな・・・)と少し悲しくなった・


 

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