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第65話   預言者 葵


 クラス替えも終わり、今までSクラスだった人とも一緒のクラスになった。


 一悶着あったので最初の頃は多少ギクシャクもしたが、元々Sクラスの中でも、浮いた存在だったらしく、そこまで苦労することなく、クラスに馴染む事もできた。カリキュラムの大幅な変更等あり、学園中がドタバタしている感じがあった。そんな中12月24日を迎えた。


 そう・・・・終業式である。終業式も滞りなく終わり、自分達はバスに乗る為、急いでバス停に向かった。


 またしてもギリギリになったが何とか乗ることができ、一路実家に帰省した。


 バスに揺られ、到着すると、皆の家族が出迎えてくれていた。再会後それぞれの自宅に向かって行った。


 そんな中再び、葵と自分は取り残された。


 「今度はなんだ?」自分が疑問に思っていると


 「今度は給湯器が壊れてお風呂に入れなくて、また総ちゃんの家にお泊まりかな?」と言われ、自分は少し顔を赤くしながら


 「そうなったら、どうしようかな・・今度は寝落ちしない様に気を付けてもらうとするかな。」と言い返し、


 「・・その節はご迷惑お掛けしました。」と葵は少しシュンとしてしまったが、


 「でも、また優しく運んでくれるんでしょ?」と、笑顔で聞かれて、


 「・・・・善処します。・・・・・」と顔を真っ赤にしながら答えるのが一杯一杯だった。

ちなみに、葵も顔を真っ赤にしていた。


 そんな感じでバスが着いてから15分位経った頃、うちの母親の姿が見えた。


 「朱鷺子さん、お久しぶりです。」と言うと


 「葵ちゃんお帰りなさい、ごめんなさいね、ちょっとトラブルがあって、総、今日は葵ちゃん、うちにお泊りだからすぐ用意してね、屋敷の給湯器壊れちゃって。」


 その母親の発言を受け


 「なるほど、葵は預言者だったのか。」と揶揄いながら


 (まじで、どうなってるの?帰省のたびにトラブル続きで自制心・・持つかな?)と自問自答した。


 



 


 

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