第59話 試験結果
学園長の更迭やSクラスの三人の退学等、いろいろ騒がしくなっていた学園だが、自分達はこの前のクラス替えの結果待ちで多少ドキドキしていた。学園に向かったいる時、内藤少尉が正門の前で待っていた。
「やぁ、皆さん体の調子は大丈夫ですか?」との問いかけに
「はい、すっかり良くなりました。」と司が力強く言ってきた。
「・・そうですか、それは良かったです・・皆様の今後のご活躍をお祈りいたします。」と言って本部に帰っていった。
それを見送りながら司が
「大人の女性って素敵だよね。」との問いかけに
「そうだよね~なんか全てにおいて余裕がある感じで」
「そうそう、憧れるわ~」と女性陣が騒いでおり、また他の女子生徒もすっかり内藤少尉のファンになったみたいだった。男性や権力者に屈しない所がカッコよく見えたのだろう。
そうこうしているうちにクラス別に分かれ結果の発表を待った。
教室に入り、クラスメイトが寄ってきた。
「おい、加治、小野寺、大丈夫なのか?Sクラスの奴にボコボコにされて・・かなりの怪我を負ったみたいだが・・」
「ああ、回復魔法ってすごいな!あの怪我がほぼ一瞬で治ったし、ああでも、総はまだ体が筋肉痛みたいな感じで、まだまだ本調子じゃないけどな。」
「ホント、マジで無理するとえらい目に合うな、皆も気を付けてな、」
「へ~そうなんだ・・まぁ、怪我しないのが一番だけどな。」
「そうそう、それが一番、本当に、無理駄目絶対!」
「今、加治に言われても説得力なさすぎ~」を揶揄われながら話をしていると始業のチャイムが鳴りそれと同時に担任が入って来た。
「、日直号令!」
「起立、礼 「お願いします。」 着席。」
「よし、ではこの前の入れ替え試験の結果を返す、出席番号順に取りに来なさい。」
皆、紙に書かれた結果に一喜一憂しておし、小さくガッツポーズをする者、嘆く者といる中、いよいよ自分の番になった。
「次、加治・・体は大丈夫そうだな・・」と声を掛けってもらった、この担任の先生はこの学園でも中々の古株であり、他のクラスの先生や生徒からも頼りにされるなど、とても人気のある先生だった。
「はい、大丈夫です。」と答えると、
「そうか・・」と試験結果が一覧になった紙を貰い、席に戻り結果を確認した。
【 総合評価 D 】 と書かれていた。




