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第5話 田舎暮らし始めました。
道中の異変とはまず、
港から家までの間、自家用車をほとんど見かけず、道も所々砂利道であったりと、前世との記憶とは全く違う風景に驚きを持って祖父母の家に向かっていった。
祖父母の家に着いてからは、昔の記憶の思い出しながら周りを見渡していたが昔から変化のない地域だったので海や山など周囲は全く変わりがなかった。
ここまで来たら少しの変化位期待したが、一番の変化はここで色んな人に出会えたことだ。
元々この辺りには子供がいなく祖父母の家に着くたび周りの大人達に、甘やかされていたが、この世界では自分の入れて男女3人ずつの計6人の子供がいた。
みんな歳が近いこともありすぐに打ち解け、常にみんなで遊ぶのが当たり前になったが、元々おっさんだった自分がおままごとをやっていると途中で無性に恥ずかしくなったが、前世ではこのような事をする相手のいなかったし一人の女の子に目を奪われて、いつしかその子のことが好きになってしまった。
恋に落ちるとはこのような感じなのかと、