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第42話   屋台巡り


 一番先に個別の行動を開始した二人は屋台の食べ歩きを開始していた。


 「司、次は焼きそばとフランクフルト、そしてベビーカステラ食べたい。」


 「澪姉そんなに食べると太るよ、て、痛い痛いすね蹴りやめて痛い。」


 「司、女性に体重の件を言うなんてデリカシーが有りませんね、減点です。」


 「・・いいけど澪姉はお節介だよね、中々踏ん切りつかない二組の背中を押すなんて。」


 「・・そうね・・皆もうすぐ別々の道を進んで行くかもしれないし、後悔はしてほしくないからね。」


 「でも、澪姉は・・いや、いいや・・さてと、俺も何か食べ・・」


 「あら、司は誰か気になる子はいないの?・・実は私とか?」


 「う~ん、澪姉は俺の事、弟みたいな感じで接しているし付き合うとは少し違うかな。」との返事に澪は小さな声で


 「なんで、気が付かないのかね~。」と少し不満な思いもしたが


 (確かに、私も気にはなるけど・・恋愛感情とは少し違う感じなのよね~。)と思いつつ、


 「さあ、次に行くわよ次はかき氷に、綿あめ、イカ焼き。」


 「まだ食べるの?いい加減にしないと・・・てケチャップが付いてるよ。」


 「え、どこに・・」


 「ちょっと待って、今拭くから。」とウェットティッシュで口元を優しく拭くと、澪は顔を真っ赤にして

 

 「・・ありがとう・・」


 「どういたしまして。」司の返事に


 (全く、自覚無いのは反則よね。)と感じつつ屋台巡りを続ける二人であった。

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