表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/205

第28話   全敗記念会


  試験も無事に終わり、放課後、皆でいつもの喫茶店に集合した。


 「え~では無事に試験を終えたお疲れ様会兼男子全敗記念会を開催します~。」と紬が開催宣言をすると


 「ひどいぞ、そのネーミング!」と陽斗が少し苦笑いしながら、


 「では、皆さま・・カンパ~イ~」との音頭でお疲れ様会は始まった。


 「いや~、皆あと一歩だったね~」


 「そうそう、総一郎はまさに紙一重だったよね~」


 と、紬と澪が自分の健闘を称えてくれた。


 「いや、汗が原因だったとはいえ、まだまだ精進が足りない証拠だよ、司も陽斗もいい内容だったし。」


 「俺たちなんてまだまださ、なぁ司。」


 「総一郎のあれはまさに気迫が凄まじかった。俺が試験相手なら一瞬で終わってたよ。」


 そんな感じで反省会兼感想を言い合っていると、


 「でも、なんであんなにギリギリで来たのかしら、いつも総一郎、時間には余裕持っての行動しているのに?」


 と澪がニヤニヤしながら聞いてきた。自分は少し顔を赤くしながら、


 「ノーコメントで。」と返したが、続けて


 「ねぇ~葵も気になるわよね~」さらにニヤニヤ感が増した感じに葵に話をふってきた。いきなりの振りだったので葵は動揺したのか、少しむせながら、


 「え・・なんでだろうね?」と必死にごまかしていた。澪や紬はその僅かな変化を見逃さず、


 「さて、あの時どんな事したのかな~」と更に問い詰めてきた。葵は更に動揺しつつ


 「頑張って、言っただけ、うんそれだけ・・あ・・」とそこまで言ったとき、皆の視線が自分と葵に向かい、微笑ましい空気になった事を感じた葵は顔を真っ赤にして、手で顔を隠してしまった。自分も顔に熱を感じていた。


 そんな感じでのやり取りを聞いていた店長が、サービスのスイーツを持ってきてくれて、皆で舌鼓しながら、その日は解散となった。

 

 葵は最後まで自分と目を合わそうとしなっかた。


 


 




 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ