第203話 いよいよ、外での訓練です。
訓練開始三日目、午前の訓練開始から少し経った頃・・・・米城指導員が
「・・・遠藤訓練生。外の訓練場に来なさい。」と言われ、皆がソワソワし始めた・・・・
「・・・やったぜ・・・」と遠藤さんは静かに喜んでいた。司や紬は
「・・・先越されたね・・・司。」
「いいんだよ。焦らず、千里の道も一歩から、だよ。」とあくまでも確実に進んでいく事しか思っていなかった。
やがて、遠藤さんは指導員達と一緒に外の訓練所に向かって行った。司達はその間、訓練が出来ないので
遠藤さんの訓練を練開始三日目、午前の訓練開始から少し経った頃・・・・米城指導員が
「・・・遠藤訓練生。外の訓練場に来なさい。」と言われ、皆がソワソワし始めた・・・・
「・・・やったぜ・・・」と遠藤さんは静かに喜んでいた。司や紬は
「・・・先越されたね・・・司。」
「いいんだよ。焦らず、千里の道も一歩から、だよ。」とあくまでも確実に進んでいく事しか思っていなかった。
やがて、遠藤さんは指導員達と一緒に外の訓練所に向かって行った。司達はその間、訓練が出来ないので、遠藤さんの訓練を室内から見ている事に。
「では、遠藤訓練生。これより野外での訓練を開始する。」
「はい。よろしくお願いいたします。」
「よろしい。では、最初は垂直方向に少しだけ浮き上がってみなさい。」
「はい。」と遠藤さんは返事をしてからゆっくりと浮き上がった・・・その光景を見て、紬は
「すごい・・・」と呟いた・・・司も無言で見ていた・・・
「よろしい、一旦降りなさい。」と谷沢指導員に言われ、遠藤さんはゆっくりと降り立った。
「・・すごい・・」ただ一言に遠藤さんの興奮が凝縮されていた。そして思ってしまった・・・
(・・・次はもっと高く・・・)と思ってしまう・・・より高みを目指して・・・そして・・・
「では、次は浮いた後、前進してみようか。」と言われ遠藤さんは頷き浮き上がった、そして少し前に動いた・・・そして、一気に上昇した・・・・
「ハハハ、凄い、凄いぞ」と遠藤さんは興奮していた・・・空を自由に飛ぶ・・・それが今叶っているほんの少し飛行した、しかしいきなり違和感を感じた・・・
(・・・少し、体が・・・まさ・・か・・・)そう思った時には既に手遅れだった・・・魔法力を使い果たし、一気に地面に叩きつけられる・・・・そう思って遠藤は目を閉じた・・・
「遠藤訓練生大丈夫か!!」と米城指導員が遠藤さんに聞いていた・・・指導員達の風魔法で風のクッションを作り出し、地面との激突は避けられた・・・しかし、ショックのせいか目を覚まさないので、札幌の病院に運ばれる事になった・・・その日はそのまま、訓練は中止になった・・・
夕食後も非常に重苦しい空気になっていた・・・・紬も無言になっていた・・・・
そんな中でも司は、参考資料に目を通しながら、勉強していた。
「・・・司、あんた怖く無いの?あんな事が有ったのに?」
「・・・怖いさ、でも、恐怖に負けたら、そこまで。その恐怖を打ち負かして、前に進まないと。自分自身が成長出来ない・・・それはとっても損だと思う。」
「・・・あんた、色々成長したわね・・・」
「なに、紬?馬鹿にしてるの?」
「ううん、見直したの。少し惚れそうだわ。」
「陽斗から乗り換える?」
「・・・司・・・選んでいいわよ。拳と平手と。」と言って、紬が脅すと
「ごめんなさい。」と司は許しを求めた。そんな二人の勉強会は消灯時間ギリギリまで続いた。




