第202話 訓練は退屈です・・・なので・・・・
夕食も終わり片付けの終わった食堂は、司先生による講習会になった・・・が、何せ感覚が全てであり司の説明下手もあり、何の成果も無く終わった・・・皆が各々の部屋に戻っていくのに中々司は部屋に戻れなかった・・・
(・・・どういえばいいのかな・・・人によって体格も魔法量も違うから説明が難しいんだよね・・・でも・・・)と悩んでいると
「司、早く部屋に戻りなさい。」と紬が言ってきたので
「・・・さっきはごめんね、紬・・・俺、上手く説明できなくて・・・」としょげながら言うと
「大丈夫、大丈夫気にしてないし。こればっかりは感覚しだいだしね。指導員も言ってたじゃん。毎年一人二人出れば御の字だって。それに司が今、出来ていても、最終的には私だけ出来る様になるかもしれないし。」とフォローしてくれたので、司は少し気持ちが楽になった気がした・・・
翌日も同じ様な訓練を行っていたが、中々上手くはいかなかった・・・昨日は上手くいった司も苦戦しむしろ他の人の方が上手くいっている感じすらあった。
午前の訓練も一旦も終わり、食堂で昼食を食べていると他校の男子学生が
「いや~中々難しいですね。小野寺さんもそうでしょ。」
「そうですね、・・・え・・・と・・・木下さん・・・?」
「・・・なんでそこは疑問形なんですかね・・・まぁいいでしょ。わり片付けの終わった食堂は、司先生による講習会になった・・・が、何せ感覚が全てであり司の説明下手もあり、何の成果も無く終わった・・・皆が各々の部屋に戻っていくのに中々司は部屋に戻れなかった・・・
(・・・どういえばいいのかな・・・人によって体格も魔法量も違うから説明が難しいんだよね・・・でも・・・)と悩んでいると
「司、早く部屋に戻りなさい。」と紬が言ってきたので
「・・・さっきはごめんね、紬・・・俺、上手く説明できなくて・・・」としょげながら言うと
「大丈夫、大丈夫気にしてないし。こればっかりは感覚しだいだしね。指導員も言ってたじゃん。毎年一人二人出れば御の字だって。それに司が今、出来ていても、最終的には私だけ出来る様になるかもしれないし。」とフォローしてくれたので、司は少し気持ちが楽になった気がした・・・
翌日も同じ様な訓練を行っていたが、中々上手くはいかなかった・・・昨日は上手くいった司も苦戦しむしろ他の人の方が上手くいっている感じすらあった。
午前の訓練も一旦も終わり、食堂で紬と司が一緒に昼食を食べていると他校の男子学生が
「いや~中々難しいですね。小野寺さんもそうでしょ。」と少し見下したように言ってきたが司は
「そうですね・・・お互いに頑張りましょう。」と全く気にしていないようだった。それが気に入らなかったのか
「昨日はたまたま、上手くいったみたいだが、調子に乗るなよ。」と言うと、紬が言い返そうとしたがそれを司は静止した。その上で
「・・・確かに、私達はライバルです。正直仲良しこよしなんてする気はありません。しかしライバルであると同時に仲間です。お互いに助け合い事も大切ですよ。そんな態度では人の信用は得られませんよ。」と言うとその学生はその場にいるのがいたたまれないのか、早々に食堂から出ていった・・・
ほんの少しだけ、気まずい空気になったが紬が
「・・・あんた、言うわね・・・」
「・・・かなり、ビビった・・・少し、ドキドキしてる・・・」
「・・・まぁいいわ。午後も頑張りましょう。」と言って、少しでも体を休める事にした。
食堂から退室した学生は怒りに震えていた・・・・
「・・・やっぱり、あの人に聞いた通りあの学園には身の程知らずが多いな・・・少し分からせてやる・・・」と、ろくでも無い事を思いつつ、時間だけが過ぎていった・・・
午後の訓練が開始されたが、直ぐに司にちょっかいを出してきた学生が
「米城指導員殿。いつになったら次の段階に進めるのでしょうか?」と聞くと、米城指導員はバッサリと
「その判断は我々が行います。あなたは先程、谷沢指導員のからの指導を受けた件をしっかり意識をしなさい。」と厳しく言い放つと、他の学生の様子を見に行った・・・・指導員からも手厳しい事を言われた学生は、一旦トイレに行くと言って、訓練で使用している部屋を出た・・・・
「・・・指導員も分かっていない・・・僕はもう・・・こんな事をしなくても・・・」と外の訓練場に向かって行った・・・・
外の訓練場に着き、学生は魔法力を高め、飛行魔法を試そうとした・・・・
「・・・そこまででしたら、目を瞑って上げますけど、一ミリでも浮いたら退学ですよ。」といつの間にかそこには、早坂指導員が居た・・・
「・・・毎年、一人はいますね・・・勝手に飛行魔法を試す、アンポンタンが・・・そしてその代償は再起不能の事故を起こし、過去には死者も出ました・・・・最後の忠告です。訓練に戻りなさい・・・」との、早坂指導員の雰囲気に飲まれた学生はただ頷き、素直に戻っていった。
その日も訓練はつつがなく終わり、三人の指導員がそれぞれの学生の進捗状況の確認時、早坂指導員は
「そういえば、第三学園の遠藤訓練生が勝手に外の訓練場で飛行魔法を試そうとしてましたね。」と言うと米城指導員は
「そうですか・・・」と言うと谷沢指導員は
「・・・今年も出ましたね・・・この訓練は地味ですから・・・気持ちも分からなくもないですし・・・でも、事故だけは避けなければ・・・まだまだ若い子達なので・・・・」と一間違えば死に直結する訓練なので、細心の注意を払いながら、ゆっくりで確実なステップアップをしなければならない。しかしその事を中々理解できない訓練学生とのギャップ・・・毎年その苦労を指導員達は感じていた・・・




