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第194話   選ばれました・・・・頑張ります・・・・


 訓練二日目の朝が来た。皆昨日の疲労が全く取れずに、朝御飯も食べる気になれなかったが、そこは何とか完食したがもちろん、残す人、全く食べられなかった人と人それぞれだった。


 再び、バスに乗り込み、演習場に着くと、どの学園の生徒も疲労で立つ事がやっとの感じの人が大多数だった。そんな中でも小嵐指導員は


 「では、まず軽くランニングから始めますか。」と言い始めた。いつもなら問題ないがこの疲労感の中でのランニングは過酷である・・・まぁそんなに朝からそんなに走らないだろう・・・そう思っていた・・・次の言葉を聞くまで・・・・


 「では、この400メートルトラックを各学園整列しながらいいと言うまで走って下さい・・・では第一学園から・・・始め!!」と間髪入れずに無制限マラソンが始まった。


 第一学園の面々は悲壮感に包まれながら、走り始めた・・・第二、第三と続き直ぐに自分達の番になるので、準備をし走り始めた・・・ただただ黙々と走った・・・そのうちに脱落者も出てきたが、それでも走り続けた・・・一時間程経った頃に

 

 「止め!!各学園ごとに整列。」との号令が有ったので、各学園ごとに整列した。列は所々脱落者の分抜けていたが、構わずに


 「では、昨日の続きを行う・・・始め!!!」と間髪入れずに訓練は継続した・・・その様な状況では体調不調者が続出した・・・それでも訓練はお昼まで続いた・・・が火が付いた人は全く居なかった。


 昼食をとり、再びランニング、訓練と二日目も終わった。既に各学園のほとんどの学生は虫の息状態だった・・・・


 訓練も終わり、自分達が必死にバスに乗り込み民宿に帰っていった頃・・・・指導員達は演習場にある建物の一室で会議をしていた。


 「では、第三学園の三名以外は脱落でよろしいですか?」と言うと大半の指導員は同意したが、小嵐指導員は


 「・・・第六の加治も・・・いいですか?」と発言に他の指導員は


 「どうですかね?あまり期待は出来ませんが・・・」とあまりいい顔をしなかった・・・それでも


 「お願いします。」と、首席指導員のお願いにこれ以上誰も反論は出来なかった・・・・





 翌日、自分は朝食が終わると教官に呼び出され、


 「加地、荷物をまとめろ。」と言われ一瞬


 (・・・え、なになに俺・・・なんかやった???)と思っていると


 「すごいな加地。次の第二段階に我が学園から唯一選ばれたんだ。光栄に思え!!」と激励された。


 その後教官から、この後の予定を聞かされた。まず選抜された学生は別の場所に移動し、そこで訓練を継続する。それ以外の選抜以外の学生はひたすらに魔法力の制御訓練に、実践形式の演習と盛り沢山な反面、自分がこの後何をするか教官達も知らされていないとの事・・・・・


 (・・・・なにそれ、すげーーーーー不安なんですけど・・・・)と思っているとクラスの面々が


 「すげーな 加地 頑張れよ。」


 「流石だね、加治君頑張って。」と声援を受けて、


 「おう、頑張るわ。」と皆の声援に恥じぬよう頑張ろうと思った・・・


 その後、皆はバスに乗り、演習場に向かって行った・・・自分は暫くのちに迎えが来るので民宿のロビーで待つように言われ、暫く待つことになった・・・・皆が出発して三十分位経った頃、一台の車が止まり、


 「加治訓練生。すまん遅くなった。」と首席指導員の小嵐指導員が来たので


 「大丈夫です。」


 「おお、じゃあ乗ってくれ、荷物は後部座席にも置いてくれていい。」と言われ、荷物を入れ、民宿の主人と女将さんにお礼を言い出発した。


 車内では知らないラジオが流れており、それ以外は沈黙の時間が流れていった・・・


 (・・・・気まずい・・・・でもなにを話せば・・・・)と思っていると


 「加地訓練生は好きな人はいるのか?」


 「はい、います。」


 「・・・・・・・・・・」


 「・・・・・・・・・・」


 (え・・・・なになに・・・・好きな子・・・・え、・・・・なんで・・・・・・)と戸惑っていると


 「・・・・すまん、緊張をほぐす為のちょっとしたジョークだったんだが・・・そうか・・・いるのか・・・青春だな・・・」と小嵐指導員は少しニヤニヤとしていた。


 (・・・・やっちゃった・・・・)と思いつつ少し緊張は解けたように感じた・・・・その後は少し世間話をしつつ、車は目的地に着いた・・・・


 「・・・山小屋かな?・・・」とボソッと言うと、小嵐指導員は


 「今日からここで他校の学生と共同生活となる。加治以外は第三学園の学生だから、多少やりにくいかもしれないが、それも一つの経験だ。」と言って、早速山小屋に入っていった。自分の後に続いていくとそこには、既にもう一人の指導員と第三学園の学生が居た・・・


 「おお、荒井。もう着いていたか、すまんな車の調子が悪くて遅くなった。」


 「小嵐さん、そろそろ買い替え時なんじゃないですか?」


 「そうなんだが愛着があってな。て、そんな事どうでもいいし、加治訓練生、荷物を置いたら早速訓練を開始するから、その部屋に置いてきなさい。と指定された部屋に荷物を置いて戻ると、


 「加治訓練生、そこに座りなさい。」と用意されていた、椅子に座ると


 「では、諸君。これから第二段階の訓練を始めていく。」と小嵐指導員は笑顔で言った・・・それに少し恐怖を感じつつ・・・・・・・


 


 

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