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第191話   それぞれの属性ごとに行き方が分かれます。


 新潟駅に集合し、直ぐに移動を開始した自分は、もう少し葵と話をすればよかったかなと思いつつ、ひたすら長い移動を始めていた。その頃葵は、澪達と合流していた。


 「あれ、皆一緒にどうしたの?」と聞くと皆はニヤニヤしながら葵の肩を "ポン ポン" と叩いていった。葵にはそれで十分理解し、そして


 「・・・・・見てたの?・・・・」と顔を真っ赤にしながら聞いてきたので、三人は静かに頷いた。


 「・・・もう、皆知らない!!」と葵は顔を真っ赤にしながら怒っていたが、


 「あれ、司君は?」と葵が聞くと


 「そうそう、さっきから電話しても出ないし、集合時間も迫っているのに、全く。」と紬は少し焦っていた。


 「本屋でも行けばいるかな?」と陽斗は司の性格上本屋に居ると予測したが


 「そこの本屋に行ったけどいなかったわね。」と澪姉が既に捜索の手を入れていた・・・が、司の行方は一向に分からなかった。それから10分程過ぎた頃になってやっと、司から電話が来た・・・


 「あ、司、今どこ?・・・・ああそこね。じゃあ集合場所で。」と言って紬は電話を切った。


 「司はどこにいるって?」と陽斗が紬に聞くと


 「取り合えず、集合場所に行きましょ。・・・司もなんか元気が無かったわね・・・」と紬が言うと


 「・・・司君、大丈夫かな?」と葵が言うと


 「司にもひざ枕してあげる?」と澪姉が揶揄ってきたので


 「もう、澪姉なんて知らない!!」と言って葵は先に集合場所に向かって行った。


 クラスの集合場所に着くと、総一郎のクラスは既に出発していたがそれ以外のクラスの出発はこれからだった。葵は司を探すと、司のクラスの集合場所の端の方にいた。葵は司に駆け寄ると、


 「司君、紬がなんか元気が無いって言ってたけど、大丈夫?」と聞くと


 「ああ、葵・・・ちょっと・・・で・・・」


 「え、何?・・・」


 「・・・少し、たれかつ丼とか・・・食べ過ぎた・・・」と言った瞬間に、葵は司の背中思いっきりを叩いた。


 「はい、これで治ったね。」と葵は呆れつつ、少しホッとした。そのうちに澪姉達も到着したが反応は


 「司・・・あんたは・・・何してんの・・・」と紬は呆れつつも、一応心配してくれたし


 「司らしいかも。」と陽斗が苦笑いし


 「ほら、しっかりする。」と澪姉にも言われ、司はしょぼんとしていた・・・


 陽斗が時計を見ると、


 「俺はそろそろ、出発だね。」と言うと紬が


 「しっかりね。」と言い


 「ああ、行ってくるぜ。」と紬と陽斗はハイタッチでお互いを送り出し、そのまま


 「葵、澪姉。行ってくるよ。」とクラスの集合場所に向かって行った。司は


 「あ、待って、待って。二人とも行ってきま~す。」と慌ててクラスの集合場所に向かって行った。


 澪と葵だけになると、


 「・・・少し、寂しいわね・・・」と澪姉が言った・・・


 「そうだね、寂しいね・・・」と葵も言うと


 「誰の事を想っているのかな?」と澪姉が茶化すと


 「・・・もちろん、皆の事だよ・・・」と葵は顔を赤くしながら、澪姉のクラスの集合場所に向かって行った。葵の後ろ姿をみながら


 「・・・そうだね、皆だよね・・・」と澪姉も呟きながら、集合場所に向かって行った。


 

 


 


 

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