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第183話   お風呂回 (温泉ではありません。) それぞれの×××サイズは・・・・・機密事項につき開示不可!


 時刻は2050 内藤少尉との入浴時間になり、案内役である、葵と紬、一緒に入る事を指名された澪姉が内藤少尉の部屋の方に向かっていると、話し声が聞こえた。


 「・・・なんであんな子達が案内役になっているの?」


 「会長が同郷の人で固めて、自分達の評価を上げたいんでしょ。歓迎会の方も上手く行って無い様だし、少しでもダメージが無い様にしたいんでしょ。」と澪の評価を落とそうとする内容であった。


 紬が、声の方に向かおうとすると、澪姉が


 「いいの、気にしないで。」と言ってその場を後にした。紬と葵は悔しかったが澪姉がイイと言った以上これ以上は何も言わなかった・・・


 内藤少尉の泊まっている部屋に着き、ドアをノックすると


 「待っていました。では行きましょう。」と準備万端な内藤少尉は大浴場に向かって行った。


 大浴場に着くと、澪姉が入り口に 『立ち入り禁止』 の札を掲げてから、脱衣所に入ると、紬が何故か広い脱衣所の端の方にいた。


 「紬、あんたなんでそんな端にいるの?こっちにくれば?」


 「・・・澪姉、この世には持つ者と持たざる者、どちらしかいないんだよ・・・」と内藤少尉の方を見ながら呟いていた。澪姉はただ一言


 「・・・ああ・・・」と分かっていた事だが、これ以上は何も言わないことにした。


 内藤少尉は服の上からも分かる豊満な・・・、一方紬の方は・・・非常に慎ましやかな・・・


 それが、脱げば当然・・・理解してしまう・・・非情なる格差社会・・・・紬はこの事実を受け止める・・・・事が・・・


 「まぁ、紬・・・その・・・」と澪がフォローを入れようとすると


 「・・・澪姉・・・ゴメン・・・何も言わないで・・・」と言葉を遮った・・・


 澪も同級生の中では相当に立派な物を持っており、澪のフォローは紬にとって心をえぐる刃でしかなかった・・・


 同様に葵も平均以上の物をお持ちであり、今中途半端なフォローは紬を傷つけるだけなのだ・・・それを知らない内藤少尉は疑問に思いつつ


 「どうかしましたか?五十嵐さん、小田さん?」と聞いてきた。少しの間の後に紬が


 「・・・世界の格差問題について実感していたところです・・・」と内藤少尉は


 「はぁ、よく分かりませんが、悩みがあるなら早くお風呂に入りましょう。」と言って既に服を脱いだ葵を連れて行ってしまった。残された二人は


 「・・・澪姉・・・私・・・生き残るよ・・・そして、この戦場から帰ってくるよ。」と言いながら浴室に入っていった。澪は紬の背中を見ながら


 (・・・紬、お風呂は戦場じゃないよ・・・)と思いつつ、紬のコンプレックスも理解しているのでそれ以上何かを言うのはやめる事にした。


 入浴のマナーである体を洗ってから、皆でお風呂につかりながら、内藤少尉はすっかりリラックスしていた。


 「ああ、広いお風呂はいいですね。心が洗われるようです。」といつのも凛々しい姿はそこには無かった。


 「リラックスしてますね。内藤少尉。」と澪姉が言うと


 「お風呂の中では階級やら気にしないで下さい。・・・そうだ今後は私の事は 彩さん と呼んで下さいね。」と突然言い出した。


 葵をはじめ三人とも戸惑っていると、彩さんは紬の元に来て


 「ほら、お願いします。」と言ってきたので


 「・・・彩・・・さん・・・」と言うと、味を占めたのか


 「彩姉と言ってください。」と再度、三人が頭を抱えるような

 時刻は2050 内藤少尉との入浴時間になり、案内役である、葵と紬、一緒に入る事を指名された澪姉が内藤少尉の部屋の方に向かっていると、話し声が聞こえた。


 「・・・なんであんな子達が案内役になっているの?」


 「会長が同郷の人で固めて、自分達の評価を上げたいんでしょ。歓迎会の方も上手く行って無い様だし、少しでもダメージが無い様にしたいんでしょ。」と澪の評価を落とそうとする内容であった。


 紬が、声の方に向かおうとすると、澪姉が


 「いいの、気にしないで。」と言ってその場を後にした。紬と葵は悔しかったが澪姉がイイと言った以上これ以上は何も言わなかった・・・


 内藤少尉の泊まっている部屋に着き、ドアをノックすると


 「待っていました。では行きましょう。」と準備万端な内藤少尉は大浴場に向かって行った。


 大浴場に着くと、澪姉が入り口に 『立ち入り禁止』 の札を掲げてから、脱衣所に入ると、紬が何故か広い脱衣所の端の方にいた。


 「紬、あんたなんでそんな端にいるの?こっちにくれば?」


 「・・・澪姉、この世には持つ者と持たざる者、どちらしかいないんだよ・・・」と内藤少尉の方を見ながら呟いていた。澪姉はただ一言


 「・・・ああ・・・」と分かっていた事だが、これ以上は何も言わないことにした。


 内藤少尉は服の上からも分かる豊満な・・・、一方紬の方は・・・非常に慎ましやかな・・・


 それが、脱げば当然・・・理解してしまう・・・非情なる格差社会・・・・紬はこの事実を受け止める・・・・事が・・・


 「まぁ、紬・・・その・・・」と澪がフォローを入れようとすると


 「・・・澪姉・・・ゴメン・・・何も言わないで・・・」と言葉を遮った・・・


 澪も同級生の中では相当に立派な物を持っており、澪のフォローは紬にとって心をえぐる刃でしかなかった・・・


 同様に葵も平均以上の物をお持ちであり、今中途半端なフォローは紬を傷つけるだけなのだ・・・それを知らない内藤少尉は疑問に思いつつ


 「どうかしましたか?五十嵐さん、小田さん?」と聞いてきた。少しの間の後に紬が


 「・・・世界の格差問題について実感していたところです・・・」と内藤少尉は


 「はぁ、よく分かりませんが、悩みがあるなら早くお風呂に入りましょう。」と言って既に服を脱いだ葵を連れて行ってしまった。残された二人は


 「・・・澪姉・・・私・・・生き残るよ・・・そして、この戦場から帰ってくるよ。」と言いながら浴室に入っていった。澪は紬の背中を見ながら


 (・・・紬、お風呂は戦場じゃないよ・・・)と思いつつ、紬のコンプレックスも理解しているのでそれ以上何かを言うのはやめる事にした。


 入浴のマナーである体を洗ってから、皆でお風呂につかりながら、内藤少尉はすっかりリラックスしていた。


 「ああ、広いお風呂はいいですね。心が洗われるようです。」といつのも凛々しい姿はそこには無かった。


 「リラックスしてますね。内藤少尉。」と澪姉が言うと


 「お風呂の中では階級やら気にしないで下さい。・・・そうだ今後は私の事は 彩さん と呼んで下さいね。」と突然言い出した。


 葵をはじめ三人とも戸惑っていると、彩さんは紬の元に来て


 「ほら、お願いします。」と言ってきたので


 「・・・彩・・・さん・・・」と言うと、味を占めたのか


 「彩姉と言ってください。」と再度、三人が頭を抱えるようなお願いをしたきた。今度は澪姉の方を見ながら言ったきた・・・・澪姉はしばらくの間、葛藤しつつ


 「・・・彩 姉 ・・・」と言うと内藤少尉は満面の笑みで


 「うん、満足!!」と言うと


 「では、皆さん。今後の事を相談しましょうか。」と内藤少尉は笑って言った。

 



 


 


 


 


 


 

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