第17話 証拠はここに
「何をする!」と抗議しても聞く耳をもつ三人組ではない。それぞれの属性は火、風、土、とわかるが、
なにせ相手が悪い全員Aクラスの上魔力量も自分の十倍以上ありまともにやれば、勝ち目なんてないが、
「こんなことをしてなんとも無いと思うのか?、すぐに犯人が分かり、刑務所行きだぞ」
「大丈夫、親父たちにもみ消しを依頼するから。可愛い息子の為だしな!!」
「そうそう、警察も検察もおじさんたちがいるし。」
「学校も忖度してくれるさ!」
正直あきれた、ここまで腐った奴らだったとは、しかし今の自分には逃げる事しかできないと歯がゆいが、仕方ない。
そんな中、司が現れた。
「でも、映像があれば君たちの経歴に一生の傷が残るよ!」
「てめぇ、!!」
「ちなみにデーターは既に転送済み、僕に何かあれば君たちの悪行が拡散されるけどどうする!」
ここでリーダー格が言った。
「要求は何だ」
「二度と三人とは関わらない事で、如何かな。そうすればデーターは渡すよ。勿論コピー含めて・・」
「無理だな、交渉決裂だな。おい、やる・・」と言ったところで三人組の手が止まり、見ると複数の教諭達がいた。
「こんなところで何をやっている指導室まできなさい!!。」
そんな状況では、三人組も手出しは出来なかった。